「春の呪い」ネタバレと感想!妹の恋人と付き合う姉の気持ちとは

「春の呪い」のネタバレと感想です。

2巻に関しては、コチラからどうぞ。

「春の呪い」2巻のネタバレと感想

 

最終回に関してはコチラからどうぞ。

「春の呪い」最終回のネタバレと感想

 

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「春の呪い」のネタバレ

妹の春が死んだ。

そして、春の姉である夏美は、春の婚約者であった男・冬吾と付き合う。

夏美と冬吾は、お互いに「ある条件」を飲んで交際をし続けています。

しかも、夏美は親に内緒で。

 

だって、親に死んだ妹の婚約者と交際している、なんて言えるわけがありません。

それでも、2人は「ある条件」を満たすデートを重ねる毎に、お互いに理解し苦しみ合っていきます。

それこそ、死んでしまいたいくらいに。

 

ある時、冬吾はふと有ることに関して思い返してみた。

それは、あの時に交わした「ある条件」について。

もし、お互いが了承した「条件」を全て満たし、夏美に会う理由を得られ無くなったら。

2人の終わりの時間は、刻一刻と近づいてきている。

 

夏美と冬吾は、死んだ妹の春に掛けられてしまった呪いから抜け出すことは出来るのか?

彼ら2人がもがき、苦しみ、それでもお互いの事を想いやる姿は、ぜひ本編に目を通してみてください。

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感想について

非常に重っ苦しい雰囲気が漂っています。

なにせ妹の「春」の呪いですからね。

ぶっとい線で描かれる絵は、追いつめられた時に最大の効果を発揮します。

作中の終盤に夏美が自室で思い悩むシーンなど、作者のぶっとい線のお陰で重々しさの伝わり方が半端ない。

 

さて、身も蓋も無い話をしてしまえば、個人的に冬吾の考え方はOKって感じなんですよね。

春が死んでしまった。

でも、実際に惚れていたのは夏美だった。

だから、自分に惚れるように仕向けて、というのは普通に現実でもあり得る話です。

人の弱みに付け込んで・・・と。

 

ただ、彼らの場合は自分の気持ちに正直に向き合いすぎていること。

夏美と冬吾からは、真正面からでは嘘としか思えない言葉が口から出てくる。

事実、夏美がカフェで冬吾に向けて「わたしが悲しい!」と力説するシーンが有ります。

 

この言葉を聞いた冬吾は、夏美の発言を真正面から受け止めきれず「嘘」と思ってしまったのです。

ある意味で、夏美も冬吾も真っ直ぐすぎることが原因で、お互いに苦しむ出来事がなければ好きだと自覚し合えないシーンの象徴的部分ですね。

 

だけど、やっぱり若くして死なれると周囲も困りますよ。

どうやって整理を付けていいか分かりませんからね。

物語のキーとしては、夏美よりも冬吾の意志力に掛かっていると、私は考えています。

お前がもっとしっかりすれば、全部問題は解決するよ、とね。

まとめ

本来「好き」という感情は苦しいながらも、嬉しい顔を持ち合わせているものです。

しかし、「春の呪い」では嬉しい部分なんてほぼ描かれません。

想う苦しさ、想われる苦しさ。

 

そりゃ、巷で話題で話題にもなるわけですよ。

2016年の上半期で上位に食い込むマンガだと思いますね。

 

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