「いかづち遠く海が鳴る」ネタバレと感想!2人が迎えた結末とは

「いかづち遠く海が鳴る」のネタバレです。

感想も載せてあります。

 

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「いかづち遠く海が鳴る」ネタバレ

ミステリアスな雰囲気と、無邪気な恋する乙女。

そんな2つの顔を持つ主人公、かおちゃん

因みに作中では、主人公が自分で名乗った「かおちゃん」という名前以外、まったく出てきません。

 

そして、かおちゃんの恋のお相手、鮫島晃一

かおちゃんいわく「こーちゃん」。

こーちゃんは、冴えないおっさんという設定で描かれています。

 

けれど、実は行動や言動がイケメンなおじさん。

そして、物語はかおちゃんが、誰かの落し物の財布をこーちゃんに届けることから始まります。

走って財布を届けてくれたため、かおちゃんの靴が壊れてしまいます。

 

靴を修理する間、かおちゃんをお茶に誘ったり、靴屋さんまでお姫様抱っこで運んでくれたりするこーちゃん。

その後は、流れるままにいい雰囲気になる2人。

しかし、そこに現れたのは、かおちゃんを迎えに来たという男性。

 

ここからだいぶファンタジー色が濃くなっていきます。

とても自由奔放なかおちゃんは、どうやら人間ではなく天上人、要は「神様」のような存在。

正確には、色々な次元や時空という言葉が出てくるので、宇宙のような存在とも言えるでしょう。

 

こーちゃんを見つけたことで、かおちゃんは恋をします。

けれど、いい雰囲気になったところで、天上界からのお迎えが来てしまい、かおちゃんは天上界に帰ることになります。

そうして一旦は天上界に戻りますが、こーちゃんが忘れられず、探してはまた会いに行ってしまう奔放な神様・かおちゃん。

 

しかし残念なことに、再会していい雰囲気になった頃合いで、こーちゃんは死んでしまうのです。

因みに物語の最中、こーちゃんは何度か亡くなります。

その度に、かおちゃんは時空を切り取ったり再構築したりして、新たな世界に生きるこーちゃんを探すことになります。

 

けれど再会すれば、かおちゃんを毎回覚えている不思議なこーちゃん。

並行宇宙で生きているため、かおちゃんとの記憶はないはずなのに、いつも覚えているのです。

かおちゃんは、それが嬉しくてどんどんこーちゃんに執着していきます。

 

お陰で、こーちゃんがお亡くなりになる度、こーちゃんを探しては会いに行くかおちゃん。

神様であるかおちゃんと、人間のこーちゃん。

そんな不思議な2人と、壮大なスケールで描かれる恋物語の結末。

神様の悠久の孤独を癒したのは、唯一、神様の思い通りにならない相手だったからなのかもしれません。

 

何度でも繰り返す2人の恋物語の詳細は、ぜひ単行本を覗いて確かめてみてください。

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「いかづち遠く海が鳴る」を読んだ感想

先ずは、相変わらずの野田ワールドだな、と感じました。

野田彩子先生の描き出す世界観は、普通とは違う次元を感じさせる物語が多いです。

けれど、そこに生きているキャラクターたちの心には、誰もが理解できる嬉しさ、優しさ、孤独、愛おしさを見せてくれます。

 

今回のお話は、主人公であるかおちゃんが、一番の魅力でしょう。

恋に真っすぐ肉食系的なところは勿論、無邪気とミステリアスさが絶妙に絡み合う女性です。

また、重たいストーリーやエグい内容になっても仕方ないところでも、キャラクターのシュールな言動がコミカルな雰囲気にしてくれます。

 

確かに物語の世界観など、とてもスケールが大きいので、少し読み手側で読み解かなければいけない部分もあります。

けれど、それが絶妙に物語の雰囲気を作り出しているのかなとも感じます。

 

確か恋物語だったはずなのに、意表を突く展開、予想を裏切る伏線。

シュールでコミカルな運びや、個性的すぎて魅力溢れるキャラクター。

盛り沢山に楽しめるお得な作品だと思います。

まとめ

野田彩子先生の「いかづち遠く海が鳴る」。

小学館青年コミック誌ハナビでの連載は無事に終了しました。

コミックスの最新刊は、2016年6月10日に発売されました。

 

因みに、この「いかづち遠く海が鳴る」に出てくる「こーちゃん」は、野田先生の前の作品にもちょろっと出ていたりします。

その時は、まさか誰もあの「鮫島先生」がこんなことになるとは思いもしなかったでしょう。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

本屋に貢ぎ続けて数十年。漫画はジャンル、年代問わず気になれば衝動的にシリーズまとめ買い。特に歴史モノや現代・ハイファンタジー、アクション系を好みます。かと思えば恋愛モノやほのぼの系・ホラーも読む雑食主義です。