「当世幻想博物誌」ネタバレと感想!今宵の依頼はどんなものですか?

「当世幻想博物誌」のネタバレです。

感想も載せてあります。

 

無料試し読みは、それぞれ対応のリンク先でタイトルを検索すると読めます。

Handyコミック「当世幻想博物誌」無料試し読みへ(スマホ版)

BookLive「当世幻想博物誌」無料試し読みへ(PC版)

「当世幻想博物誌」のネタバレ

この話の舞台は、ニ〇世紀初頭のごくありふれた平和の街。

そこに小道具屋の息子・忍が大学生でありながら、怪奇現象のような摩可不思議な事件を解決していくお話です。

今回の事件は、何かの芸術家であろう櫂星の依頼が発端でした。

 

櫂星は仕事をサボって道草を食っていると、知らない男性とぶつかってしまいます。

その時に、遠眼鏡を半ば押し付けられるように渡され。

『少しの間、預かってはくれませんか。すぐに取りに伺いますので』

そんなことを言って、ぶつかった男性は走り去っていった

櫂星は、押し付けられた遠眼鏡に興味が湧き、覗いてみると・・・。

 

そこには、一人の夫人が魂を抜かれながら死んでいくシーンが映し出されたのです。

窓から入ってきた黒い煙幕のようなものが、夫人の顔面が食われていく様を瞳に焼き付けられてしまった櫂星。

この世の映像ではないと驚き、知り合いの忍に預かりを依頼するに至ったのでした。

 

その日の夜中。

遠眼鏡を取り返しに来た、とぶつかってきた男が櫂星の家へ押し掛けます。

櫂星の居場所がなぜ分かったのか、櫂星が恐怖する前に男が急に豹変。

なぜなら、預けたものは忍の手にあり、櫂星はもう持っていないのですから。

豹変した男は櫂星に襲い掛かり、命からがら忍のもとへ逃げ込みます。

 

忍は櫂星に何が起きたのか知っていたかのように、『よくぞ御無事でしたね』と落ち着いた声で招き入れる。

櫂星は、忍の落ち着いた事など忘れ、何があったかを一通り話しました。

そこで忍は、ぶつかってきた男が返せと言う例の遠眼鏡は、自分が所持したまま代わりにぶつかった男へ返します。

と、櫂星へ提案したのでした。

翌日。

 

ぶつかってきた男は、再び櫂星の家へ現れます。

流石に櫂星とは別人だと気付きますが、この男も冷静さを欠けさせません。

依然として「返してもらいましょうか」と催促します。

その言葉に素直に返す素振りを見せる忍。

と、その刹那。

 

忍は男の手に置こうとした遠眼鏡をひょいと上にあげ、疑問を呈します。

コレは持ち主の望む未来を描くことができ、それは現実となる。

この道具はとても貴重品であること。

そして、なぜ男が持っているのか、という疑問を忍は淡々と投げ掛けます。

 

徐々に責められる男の顔は、みるみるうちに変貌。

言葉につまる男へ更に畳み掛けるように、忍は言いました。

その言葉の意味は、その道具の持ち主である男にさえも、理解が及ばないものでした。

『以前にもこの道具を使っているようだが、「代償」が付き物だ』

我を顧みますが、男は既に人ではなくなっていた。

 

以前にも使用した遠眼鏡の代償として、遠眼鏡は男から影を奪われてしまっていたのです。

その際に、殺された相手の怨恨による復讐が始まり、男はそのまま死へ誘われるのでした。

復讐した相手は誰か。

復讐者となってぶつかった男の元にやってきたのは、夫人を死へと追いやられた夫人の「夫」だったのです。

そして、今日も新たな依頼が忍の元へと舞い込む。

 

この他にも、様々なエピソードが収録されています。

詳しい話に関しては、ぜひ単行本を覗いてみてください。

Handyコミック「当世幻想博物誌」を読む(スマホ版)

BookLive「当世幻想博物誌」を読む(PC版)

感想について

遠眼鏡から持ち主の願う未来図が現実になるなんて、まさに摩訶不思議な道具。

怖さもあいまって、なかなかこの漫画から抜け出すことが出来ず。

それがクセになる面白さだったな、と後になって感じました。

まとめ

「人の想いは幻」。

忍らしき人物の冒頭から、その幻想を描いたお話が展開されます。

摩訶不思議な道具も、人の欲からなるもので、やはり、それも幻想となって終わってしまいます。

そんな切ないような、儚いような、「想い」に共感することができる作品です。

 

無料試し読みは、それぞれ対応のリンク先でタイトルを検索すると読めます。

Handyコミック「当世幻想博物誌」を読む(スマホ版)

BookLive「当世幻想博物誌」を読む(PC版)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です