「九泉之島」ネタバレと感想!突如当主となった少年に迫る恐怖とは

「九泉之島」のネタバレです。

感想も載せてあります。

 

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「九泉之島」ネタバレ

東京から飛行機と船で12時間もかかる三頭島

そんな三頭島の大地主であり、古くから続く名家「鵺哭家」。

その鵺哭家現当主を祖母に持つ十四歳の少年・勇磨は、十年振りに島へとやって来た。

 

父親は既になく、更に三か月前には母親を亡くした勇磨。

その母親の葬儀の際にやって来た、幼い頃に三頭島でお世話になった「お姉さん」の美春

美春はその時、祖母から勇磨への伝言を携えてやって来たのだ。

 

それは、三頭島へ帰り、次代の鵺哭家頭首になるように、とのこと。

そして勇磨は、その三か月後、鵺哭家へ。

ただしそれは、次代の当主になることや、鵺哭家の遺産の相続の全てを辞退するためだ。

 

三頭島の中でも広大な敷地を有し、その敷地に悠然と佇む大きな古い屋敷。

家の中だというのに、案内が無ければ迷ってしまう。

そこが、鵺哭家だ。

 

鵺哭家の分家筋である美春に伴われ、無事に屋敷にたどり着いた勇磨。

更に屋敷内は、古い因習から美春ではなく、紫居緋居の双子に案内されて祖母の元へ。

懐かしさを感じる余裕もなく、祖母と対面した勇磨は、きっぱりと辞退を申し出る。

 

しかし、思ったよりもその申し出は、祖母によってあっさり了承された。

安堵に一息ついた勇磨は、ゆっくり寛げという祖母の言葉に従うことに。

だが、屋敷の中で見つけた、異様な雰囲気を漂させる牛の頭の置物。

 

更に、古く広い屋敷内は、勇磨に妙な不気味さを感じさせる。

そんな不安を抱えた勇磨を安心させてくれるのは、やはり美春の存在だった。

けれども、その翌日、祖母が急死。

 

そして、逃れることが叶わず、勇磨は鵺哭家の第三十八代目頭首となることに。

望まないながらも、頭首として無事に通夜を終えたと思った勇磨。

そんな勇磨を待っていたのは、古くから伝えられる儀式。

 

それは、とある洞窟で一晩を過ごすというもの。

不気味な雰囲気の中、心細さを感じる勇磨。

するとそこへ、夜食を持ってやって来た美春。

 

だが、そんな美春が、牛の頭をかぶった謎の女に連れ去られてしまう。

行方を探そうとする勇磨だったが、手がかりはない。

そして、気ばかり焦る勇磨が出会ったのは、澄月弦一郎というフリーライター。

 

澄月は、三頭島に渦巻く謎を解き明かそうとやって来たというのだ。

更に、澄月の協力者、神社の長男の菊臣

この二人から、三頭島に存在する古い因習や、不可思議な謎を聞く勇磨。

 

そして勇磨たちは、島の謎を解き明かすため、互いに協力することに。

しかし、そんな最中、菊臣と澄月が襲撃されてしまう。

謎を解くきっかけを手にした勇磨もまた、呼び出されて向かった先では――。

 

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読んだ感想

辺鄙な場所にある三頭島。

そんな三頭島に、古くから続く名家の鵺哭家。

閉鎖的な島で起きる、不可思議な殺害事件。

 

更に、因習ともいえる儀式に、牛の頭をかぶった全裸の女。

物語の世界に引き込まれてしまう謎が盛り沢山です。

また、表紙の絵からも分かるように、とてもエロチシズムを感じさせる画風。

 

伝奇サスペンスと、エロチシズム。

設定的には、とっても引き込まれます。

ただ、残念なことに、シリーズ全二巻ということで展開は結構あっさり風味。

他のレヴューなどを見てもお分かりいただけるように、惜しい感じがひしひしと。

 

もう少し、ゆっくり深めていけたらきっと、もっと楽しめる作品だったような気が。

やはり、打ち切りなのでしょうか。

それでも、ちゃんと伏線回収や、謎解きはされています。

 

そのため、物語的にはきちんと結末を迎えていると感じさせてくれました。

ただ、最終的な結末というのは、これから、みたいな雰囲気。

また、そこまでグロさやエグさはないので、そういうのが得意ではない人でも読める作品。

 

何より、出てくる女性がまた、皆さま女性らしさを象徴させる女性ばかりです。

それを良しとされる方は、きっとご満足いただけるでしょう。

そういう意味では、読者を選ぶ作品かもしれません。

個人的には、とても好きな設定でもあったので、もっと長丁場で掘り深めて欲しかったです。

まとめ

東田裕介先生の「九泉之島」は、シリーズ全二巻の完結作品です。

孤島ともいえる謎多き三頭島。

古くから続く名家の鵺哭家と、鵺哭家に伝わる因習。

伝奇サスペンスと、エロチシズムの世界を楽しむことができる作品です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

本屋に貢ぎ続けて数十年。漫画はジャンル、年代問わず気になれば衝動的にシリーズまとめ買い。特に歴史モノや現代・ハイファンタジー、アクション系を好みます。かと思えば恋愛モノやほのぼの系・ホラーも読む雑食主義です。