「ヒトヒトリフタリ」8巻の感想!最終回の結末のネタバレもあり

「ヒトヒトリフタリ」8巻の感想。

そして、最終回の結末に関することがあります。

 

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「ヒトヒトリフタリ」8巻のネタバレ

リヨンが守護霊として憑くことになったヒト、余命一年半の総理大臣・春日壮一郎。

国会の答弁で、これが最後になるとの遺言を残した春日。

その告白に騒然となるマスコミ。

 

一方、最凶の霊能者・久保光司は、福島の施設で優月と笑璃を人質に暗黒世界に立てこもっていた。

春日は久保との最後の対決に、リヨンと共に向かう。

次世代に未来を残すため、心に深い闇を抱えた久保との最後の闘いが始まった-。

感想

原発問題という、非常にデリケートな問題を扱っているものの、そこに霊的なものが絡む異色作でした。

正直言って、即時廃止もしくは存続意外は一切認めないぞ!的な説教くせーやつだったら、放り投げようと思っていました。

が、高橋ツトムですし、そんなことはないのでご安心を。

 

「地雷震」しか知らないのですが、そこでは結構容赦なく人が死にまくっていたので、覚悟して挑みました。

意外にも、救いあるラストでした。

これは作者が優しくなったのか、そもそも私の思い込みが激しかっただけなのかわかりません。

 

ラスボス・久保が、単なる悪役で倒して終わり、ではないところがやはり高橋ツトムらしかったとは思いました。

守るべき国民の中に、久保までも含まれているのだ、ということには痺れました。

現実にはこんなかっこいい総理は存在しませんが。

でもそこまでリアリティがないってほどでもありません。

 

ただ、現実にモデルがいるなあ、ってヒトがちょくちょく登場するのは非常に気になりました。

どう見ても、古舘伊知郎、小泉純一郎、鈴木宗男・・・。

モブとかだったらいいのですが、そのキャラがストーリー上意味を持って動き、なおかつお亡くなりになられたりすると、作者はこの人のことをどう思ってたのかなと、深読みしてしまうので。

 

なお、総理のモデルは見た目上は、あまり分からないのですが、福島の汚染水を飲んだときに、カイワレサラダを食べた方のことを思い出しました。

ああいった行為について、パフォーマンスだと非難される向きもあるかもしれません。

が、現実と絡めてどうこう言いたい、という作者の意図は感じられず、このことは別のものとして受け止められるよう、書かれていたと思います。

 

まあ、漫画的ではあると思いますが。

現実なら、多分誰も飲めないでしょうから・・・。

そして、漫画的綺麗ごとだけ書かれているか、と言うとそうでもなかった。

というのも、言葉を尽くして語りかけても、春日が言うには、

「みなさんは必ず忘れます」

 

そうなんですよねー。

むしろ、こういうことって現実では言われない。

この辺りが、漫画的でもありながら、現実的でもあるところなのだと思いました。

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まとめ

3.11、福島第一原発を真正面から描いた意欲作です。

読み終わった後、長く余韻を残す、なにか考えさせられる作品ですよ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

映画でも漫画でもゲームでも面白いものが好きです。と言っても、ギャグ一辺倒ものよりは、すごく笑える小ネタがあるものが好みです。最近はweb漫画ならではの練られた構図やパラパラ漫画風の表現に驚かされてばかりです。