「僕を殺さないで」ネタバレ!武に行われ続ける非情な虐待

「僕を殺さないで」ネタバレです。

 

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「僕を殺さないで」のあらすじ

実際にあった事件を基にした全5話を収録した、ストーリーな女たちシリーズ。

それぞれ、児童虐待、いじめ、殺人事件、援助交際などを扱った問題作。

ネタバレ

浅田智子・25歳は、いい加減な性格と怠慢な生活態度が原因で、元夫から離婚されたシングルマザー。

5歳の息子・武は、「先天性多尿性腎臓不全」という、おしっこの調整ができない難病を抱えていた。

 

智子は、離婚後は実家に暮らしていたが、武の病気を理由に、仕事もせず家事も手伝わず、携帯ばかりいじる毎日。

母親からは小言を言われていたが、それでも武を「たぁ」と呼び、優しく接してはいた。

 

ところが、出会い系サイトで出会った、バツイチの山中恭介・29歳に一緒に暮らすよう誘われ、武を連れて出て行ったことから一変する。

日ごろから口うるさく言われていたことから、両親に黙って武を連れて出て行った智子。

 

両親は、智子に男がいたのだろうと察するが、武だけでも連れ戻せるよう、捜索願を出す。

智子は恭介と3人での生活に期待を膨らませるが、武は恭介に一向に懐こうとしなかった。

それどころか、今まで智子には見せたことのないような、非常に反抗的な態度を見せる始末。

 

恭介の苛立ちはついに限界を超え、武が食事をこぼしたことのしつけと称して、手をきつくつねり始めた。

武は病気だから発育が遅れていると智子は言うが、恭介は病気を理由にわがまま放題になるだけだ、と突き放す。

 

病気だからこそ厳しくしつける必要がある、これは虐待ではなく体罰だと恭介は主張する。

何としてもここにいたい智子は、武を泣き止ませるよう言われるが、武は泣き止まず、「バカ」と言ってしまう。

 

ついに恭介の逆鱗に触れた武は熱湯をかけられる。

恭介はそれだけでは納まらず、智子にもおなじ「しつけ」を強要するのだった。

やがてこの「しつけ」はエスカレートしていき・・・。

 

この「僕を殺さないで」ほか、

  • モンスターの卵
  • 母ちゃんに会いたくて
  • 共犯者の目線
  • 神様助けてください

の全5話が収録されています。

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感想

この話は、名前は変えてありますが、2003年に山形県で起きた実際の虐待死事件を扱っているようです。

ですので、まあハッピーエンドは期待できませんが、それだけでなく、カタルシスも得られそうにないです。

 

そもそも、この母親が最初出てきた時から思いました。

この人、頭悪いなあと。

武の世話があるからと働こうとしないのはまだ分からないでもないです。

実際働いても、すぐ早退や欠勤になると、働き続けるのは難しい事情もあるでしょう。

 

ですが、母親に携帯代を払わないと言われて思うことが・・・。

「携帯止められたら恭介とメールできなくて困る」

それだけですか?

そして恭介と暮らすようになっても、言われるがまま、虐待に加わります。

どうも、ガチでしつけと信じ込んでいるような気がします。

 

こういう頭悪い人ってなかなか変われないです。

取り返しのつかない事態になっても気付けない。

何か間違っているとは自分で分かりません。

 

フィクションなら、間違いに気付かせてくれるような何かが起きて、変わっていくこともあるのかもしれませんが、それもないです。

現実の厳しさを見ることになり、読んでいて苦しくなります。

 

武くんが最初は笑顔で智子と一緒にトイレに行っていた、それが全く違ってしまう。

でもどうすることもできない。

 

恭介にすぐ懐いていれば良かったと思っても、本当は虐待をするような人間だから懐けない。

子供とはそういうものですけど、でも懐かないと余計に危なくなるということも分からないのも、子供だからなんですよね。

本当に辛い話でした。

まとめ

題材が題材だけに、楽しいものではありません。

しかも、フィクション的な解決もない場合があるので、後味も良いものではないかもしれません。

でも、何か目をそらしては行けないような気もします。

 

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映画でも漫画でもゲームでも面白いものが好きです。と言っても、ギャグ一辺倒ものよりは、すごく笑える小ネタがあるものが好みです。最近はweb漫画ならではの練られた構図やパラパラ漫画風の表現に驚かされてばかりです。