「バラ色の明日」あらすじとネタバレ!静かに心を軋ませる短編集

「バラ色の明日」あらすじとネタバレです。

感想も載せてあります。

 

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「バラ色の明日」のあらすじ

それぞれが独立した短編の話。姉と婚約していた婚約者の男を好きになる女子高生。

後に出た作品に繋がる切ない初恋の物語。どうしてもやってしまう浮気。

 

父と名乗るキャラが出てきて双子は双子で・・・というような色々とマズイお話。

そういった沢山の種類の「恋」や「愛」を収録。

「バラ色の明日」の詳しいネタバレ

トップバッターは姉の婚約者に恋をした女子高生の話。

姉・安奈の婚約者である明雄に恋をしてしまった吏加が主役。

 

安奈と婚約者の明雄は、結婚まで秒読み段階。そのための新居も探していました。

だけど、この新居がまた微妙な作り。広いのは良いけど、システム性が皆無で住みにくい。

そんな部屋なのに一生懸命になって、物件を紹介する営業マンが不順でなりません。

 

彼はきちんと与えられた仕事をしているので、間違ってはいないのですけれどね。

話もまとまらなかったために、結局物件を後にする一行。

実は、物件の見学にはなぜか妹の吏加まで同行していたんです。

 

何を考えているのか・・・というのは、この時点では明かされていません。

しかし、何かしら意図を持って、姉たちの付き添いで来たのは確かでした。

吏加にとって、明雄の第一印象は最悪だった

非常に「アレ」な感じ。というのも、かなり図々しい性格をしていたからです。

両親に挨拶を済ませてからというもの、とにかく吏加の家に遊びに来る。

安奈がいなくても平気で来て、父や母と仲良くしてしまっていました。

 

その事が吏加にとっては苦々しく、そして息が詰まるものだったのです。

なぜなら、吏加は明雄に対して明確に抱いてはいけない感情を抱いたから。

姉の彼氏であるわけです。その人に対して、自分の「恋心」を持って良いはずがありません。

 

しかし、吏加の中は明雄に対しての「想い」が溢れつつありました。

吏加は自分自身の想いで、溺れる寸前まで来てしまっていたのです。

 

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明雄に対して明確に拒否する姿勢を打ち出す吏加

ある日の夜。高校生でありながら夜遊びをしていた所を明雄に見つかってしまいます。

前から母が明雄に対して吏加の夜遊びの事を話していました。

というわけで、保護的(?)なことをして、家まで送り届けようとした帰り道。

 

吏加は明確に明雄に対して拒絶する姿勢を見せたのでした。

サザエさんのマスオさんみたいに、吏加たち一家の家で暮らす。

その内容を明雄に対して問いただしたら、軽い感じでいいねー、と返ってきた。

 

吏加にとって、最も聞きたくない返答。

姉である安奈の夫として家に来られたら、自分はどうしていいかわからなくなってしまう。

 

そのため、出てきた言葉の1つが・・・。

「あんたが家に入ったらあたしはあの家を出る」

という言葉なのでした。

 

同時に、帰り道で自分自身に問いただします。

「なんでお姉ちゃんの妹なんだろう」

こうして、吏加は家路に付くのでした。

安奈と明雄の別れ話が始まってしまう

仲が良かった父と明雄。丁度、パチンコをしていた時に、明雄は父から安奈の事を聞いてしまいました。

安奈は子供が産めません。それをひた隠しにして、明雄と付き合ってきました。

 

父は明雄がてっきり知っているものだと思ったのでしょう。

そして、この事が原因で安奈と明雄は別れ話にもつれ込みます。

姉の安奈の言い分は「察してくれてもいいじゃない」というもの。

 

男が最も聞きたくない言葉の1つです。私の雰囲気からして、何か言いたかったの分かるでしょ!?

こんなことを言われたら、男としては腹が立ちます。

言いたいことがあるなら、言えよ。

 

それとも、間違っていることかもしれないことを聞いて欲しいのか、と。

明雄は、頭に来てしまって言ってはいけないワードを言い放ったのです。

「『君は子供をうめないのか』」

 

こうして、安奈と明雄の関係はあっさりと終わるのでした。

その横のベンチに座っていたのは吏加。

傷を舐め合うように2人は一緒にとある岬へと向かうのでした。

 

というような話を始め、浮気や恋や初恋や。

静かな日常の中に眠る激情と、静かな想いが同居した作品となっています。

 

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「バラ色の明日」の感想について

いくえみ綾さんの古めの作品。10年以上前の作品だったかな?

とはいえ、この頃から何とも言えない雰囲気が漂っている作品として仕上げられています。

 

締め付けられる思いというわけじゃありませんが、読んでいると深みに落ちていく。

そんな作品として作り上げられていますね。

 

感受性や好きなキャラ、主人公の立場に共感、投影をしやすい人は注意した方がいいかも。

しばらく再起不能になってしまうかもしれませんからね。

ちょっと、自分がメンヘラ気質があったり、めんどくさい女(男)だなー。

 

なんて自覚がある場合は、読むと危ないかもしれません。

私は、一応は大丈夫でしたが年を取って、再度読み直すと「・・・」となっちゃいました。

 

分からなくはない、分からなくはないよっ!

というように、共感しちゃったので、年を取っている人ほど危ないかも?

「バラ色の明日」のまとめ

できれば最初から読んだ方がいいですが、短編集なのでチラッと見て気になったタイトルがある巻から読むので問題なし。

完全版は6巻、文庫版は4巻、コミックス版が6巻。

 

読むのであれば、完全版を手に取るといいでしょう。

ぜひ、読んであなた自身の心が軋む音に耳を傾けてみて下さい(笑)

 

同作者の作品は、コチラの記事でも紹介しています。

「いくえみ綾」の他作品も気になっているんだよなー、という人は覗いて見てください。

「私がいてもいなくても」結末のネタバレと感想!折れない人間は強い

 

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