「超ブラック主婦~節約の果てに~」結末のネタバレと無料試し読み

節約に節約を重ねて、通帳に並ぶ数字を見るのは、なかなかの快感です。

しかし、それが行き過ぎると・・・。

まさかこんな結末を迎えるとは!

・・・さあ、今日もスーパーのハシゴしようっと♪

 

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「超ブラック主婦~節約の果てに~」結末のネタバレ

関根淳子は45歳の主婦。

夫と二人の息子と一軒家で暮らしている。

趣味は節約。

 

スーパーのチラシを吟味して、特売品をハシゴするのが毎日の日課だ。

しかし、夫はそれにいい顔をしない。

近所の奥様の間で、淳子の節約は評判になっており、隣の中山さんに朝会った時、そのことを話題にされて、恥をかいたからだ。

 

淳子には意味が分からなかったが、夫には自分の稼ぎが悪いから女房が節約している、と思われていると感じていた。

部長職の夫の手取りは月45万円。

ボーナスは夏冬合わせて300万円くらい。

 

家や車のローンや光熱費、電話代、保険料、預金積立等は、夫の口座から引き落とし、それとは別に15万円の家計費が淳子に渡されていた。

15万円のうち、7万円を子供たちに充当、残り8万を食費等生活費に充てていた。

 

しかし、やりくりして毎月3万円以上へそくりに回し、通帳は冷蔵庫に隠していた。

その額は10年間で250万円にもなっていた。

その通帳を眺めては、快感に浸り、節約を頑張ろうと思う淳子なのであった。

 

買い出しに出かける時、近所の奥様方の井戸端会議に出くわした。

雨が振りそうだったが、構わずスーパーのハシゴに出かける淳子が、もちろん話題に上る。

旦那は部長なのに何もあそこまでしなくても・・・。

 

旦那に内緒の借金でもあるのか、服も靴も自転車も年季が入っている、などひどい言われようである。

そんなことは知らない淳子は、戦利品をゲットして充足感に浸っていた。

 

夫の不満

ある日、夫が自分が買ってきたのではないビールを飲んでいるのを見て、淳子は注意する。

特売品で買いだめした発泡酒の方が安いのに。

 

自分の金で買ったんだからいいだろ、という夫に、今度から自分で買ってくれたら月4千円くらい浮く、とあくまでも節約したい淳子。

それだけでなく、夫は食卓にいつも豚肉が並ぶことにも不満だった。

 

たまには魚も出せ、と言っても淳子は安かったんだもの、と取り合わない。

しみったれた気分になる、とため息をつく夫。

不満はそれだけではなかった。

 

節電のためと言って、シェーバーの電源を抜かれていたため、朝のひげ剃りができなかった。

怒る夫に、むしろ節約になるから明日からカミソリにしたら、などと悪びれない淳子。

淳子は一人の時はエアコンも付けない徹底ぶりだった。

 

夫が怒っていたことはさすがに気になったのか、今日は刺身で機嫌を取ることにした。

それでも、自分の服は6,900円のワンピースより、1枚500円のワゴンセール品だ。

しかし、夫はほとんど手を付けなかった。

 

1パック5,000円もする刺身は、一週間分の食材費だと憤慨する淳子に、夫は昼が刺身定食だったと言う。

さらに、そんなことよりボサボサでみっともないから、美容院に行けと命令する。

鏡見てないのか?それでも女か、白髪も染めて貰わないと5歳は老けて見える。

 

畳み掛ける夫に折れて、一大決心して美容院に行くことにしたが、店員に勧められて3,500円のはずが9,000円もかかってしまった。

立て続けの予定外の出費に動揺する淳子。

そこへ息子が夏期講習の申込み書を持ってきた。

10万5千円也。

 

ショックを受ける淳子に、お金がないのかと心配になる息子だったが、夫はあっさり明日振り込んでおくという。

是が非でも国立に受かってもらわないと、という淳子に、夫は2人共私大に行かせる余裕はあると言う。

 

どんなに頑張ってもお金が出ていく時は出ていく、とイライラを募らせる淳子。

しかも、コンセントは挿しっぱなし、ちょっと穴が開いた靴下は捨てる、など誰も淳子の言うことを聞いて節約に協力してくれないと感じる。

 

節約禁止令!?

その1ヶ月後のことだった。

夫が260万の新車を購入したのだ。

それだけではなく、淳子の電動自転車も購入していた。

 

まだまだ走るのにもったいない、返品して、と反発する淳子。

夫はついに爆発した。

俺が甲斐性なしみたいに思われるのは嫌だ、俺の稼ぎが悪いって当てつけのつもりなのか?

 

そんなつもりは淳子には毛頭なかった。

では普通にしてほしい、と夫。

普通とは、スーパーのハシゴはしない、暑ければエアコンをつける、家計費の範囲内で欲しいものも買う、ということだった。

 

欲しいものなどない、と言う淳子に、身だしなみに気をつけて、俺が結婚したいと思った頃の女房に戻って欲しい、と言う夫。

それは、今の私なんか連れて歩きたくない、ということかと尋ねる淳子に、正直その通りだと夫は言い捨てた。

 

離婚の危機!?

このままでは離婚されてしまうのでは、と危機感を募らせる淳子。

たった250万では生活できないし、残高が減るのは許せない。

ずっと主婦しかやっていなかったので、働けるわけもない・・・。

 

何より、夫からもらった家計費から節約してへそくりをするのが嬉しかったのだ。

淳子自身が稼ぎたいわけではなかった。

なんとしても離婚は避けなければ・・・。

そうして向かった先はドラッグストア。

 

化粧品は一式揃えると少なくとも5千円は軽く超える。

これを買わなければ離婚される、と思い詰めた淳子は手が滑り、3,500円のファンデーションを自分のバッグの中に落としてしまった。

 

取り出したら万引きと思われてしまうと、そのまま会計を済ませたが、誰にも咎められることなく帰宅した。

その時の淳子は、罪悪感よりも充足感でいっぱいになった。

癖になった淳子は、顔なじみにならないよう、遠くの店まで行って、たたで化粧品を揃えた。

 

しかし、スーパーのハシゴは禁止されているので、以前よりも生活費がかかるようになり、ストレスが貯まっていった。

価格に不満を感じると、生活日用品も万引きで補うようになった。

 

不思議なことに、節約できないストレスは万引きで解消された。

だが、そんなことは長続きするはずもなかった。

 

ある日、事務所に呼び出され、万引きを咎められた。

「うちでは初犯だから」、警察には通報しないが、身内の人を迎えに来てもらうという店員に、こんなことが知れたら離婚されてしまう、と思う淳子なのであった。

 

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感想

まず真っ先に思ったのは、美魔女流行りの昨今にあるまじき淳子の老けっぷり。

45歳にはとても思えなかった。

 

まあ、一昔前なら、日本のおかんはみんな女を捨てているというか、おっさんと区別が付かない感じだったので、こういう人もいなくはないが・・・。

それに、特売品を買い漁るのも別に悪いことじゃないしなあ・・・。

 

と思いましたが、夫の稼ぎは悪くないどころかかなりいい方。

夫にしてみれば、こういう生活水準で~と想定した十分な金額を渡してるつもりが、借金まみれの苦渋の決断みたいなみみっちい生活されたら、何で頑張って働いているのか、分からなくなってくるでしょうね。

 

なんせ、新車をポーンと買えたり、息子に好きな進路を選ばせられるくらい裕福なんですから。

まあ夫と言えども他人の稼いだ金なので、無駄使いはしない、というところから来てるのではないかと思い、最初のうちはいい奥さんじゃない?と言う感想だったのですが。

 

だんだんとおかしくなってきます。

まずあれ?と思ったのは、息子の夏期講習代を渋ったところですね。

この人はなんで貯めているのだろうと、疑問を感じました。

 

どうも通帳の数字を眺めることだけが目的のようなのです、必要になった時に使うためではなく。

息子の進学関係でも、単なる出費と受け止めているようなのです。

 

そう考えると、やりくりしてへそくりを貯める時の充足感と、お金を払わずに消耗品を手に入れる満足感は、本質的に同じなのかな、と思えてきます。

250万円貯めたのは立派ですけど、なんにも使うことはない、それも元は他人の金です。

 

万引きで手に入れた品物は、代価を払っていない、他人の物です。

別に主婦の仕事を軽んじているわけではないんですよ。

 

目に見える報酬がついてこない仕事なので、こんなおかしなことになったのかもしれません。

離婚されたくないけど、貯金を増やしたい、ならば、と万引きが止められなくなるのは、論理的に破綻しており、おかしくなっちゃってたんだなあ、と思わされます。

 

まとめ

身体を張ったギャグだったような気すらしてくる本作。

この人はいつからおかしかったのかな、と考えてみるのも一つの楽しみ方かな、と思います。

 

ちなみに、10年間で250万だから、平均すると、一月2万円ちょっとのへそくり。

最初は緩やかだったんでしょうが、だんだんエスカレートしていったのかと考えるとすごいです。

 

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2017.01.29

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ABOUTこの記事をかいた人

映画でも漫画でもゲームでも面白いものが好きです。と言っても、ギャグ一辺倒ものよりは、すごく笑える小ネタがあるものが好みです。最近はweb漫画ならではの練られた構図やパラパラ漫画風の表現に驚かされてばかりです。