「鈍色プラネタリウム」最終回のネタバレと感想!結末に違いがある?

お嬢様な女子高生・優美子と、不良の雅彦

女子高生が不良の男性を監禁する狂気的な物語のネタバレをしていきます。

 

無料試し読みは、対応端末のリンク先で「鈍色プラネタリウム」と検索すると読めます。

Handyコミックの無料試し読みへ(スマホ版)

BookLiveの無料試し読みへ(スマホ・PC共通)

 

「鈍色プラネタリウム」最終回のネタバレ

容姿端麗、成績優秀、品行方正。

お嬢様学校に通う優美子は、絵にかいたようなお嬢様。

 

そんな優美子には、秘密がある。

それは、優美子が思いを寄せる雅彦のこと。

 

優美子が1人で暮らす大きなお屋敷には、雅彦という男性が監禁されていた。

タイルの床と、コンクリートの壁。

四肢を失った身体を拘束され、マットの上に全裸で寝かされている雅彦。

 

雅彦に対し、優美子は世界で一番好きだと言う。

その表情は、本当に雅彦を想った慈しみのあるものだ。

しかし、優美子は雅彦に非常識な行為を繰り返す。

 

どんな屈辱的な行為をされても、優美子にここから出せと反抗する雅彦。

 

雅彦は世に言う不良。

喧嘩っ早く、連れ合う相手も堅気とはいえない人物ばかり。

しかし、雅彦は不用意に物を壊したり迷惑を掛けたり、弱い者いじめを嫌う気質だった。

 

そんな世界が違う雅彦と優美子の出逢いは、本当に偶然。

宅配業をしていた雅彦が、優美子の家に届け物を届けたことから始まる。

 

そして、二度目は近所のコンビニで。

雨宿りをする優美子に、傘をくれたのが雅彦だった。

見返りを求めていない、気さくな笑みで接してくれた雅彦。

 

雅彦の方は覚えていなかったが、優美子は以前に会ったことのある雅彦を覚えていた。

優美子は、雅彦に好意を持つようになる。

そして、その優美子の想いは、静かな狂気として雅彦へ襲い掛かっていくことに。

 

先ず、当時雅彦が付き合っていた女性が、転落事故で亡くなった。

そして、雅彦も、雅彦を狙う不良たちにリンチに。

その怪我によって、四肢を失うことになった雅彦。

 

そんな雅彦に、救いの手を差し伸べたのが、優美子だった。

けれど、それも全て、雅彦を手に入れるための優美子の企みだった。

 

生きていく希望も失いかけていた雅彦を、自らの家に連れ帰る優美子。

そして、雅彦を手に入れた優美子の想いは加速する。

 

雅彦の人生には、優美子だけがいればいいように。

雅彦の身体に、それこそ刻み込んでいく優美子。

次第に、雅彦の精神や身体は、優美子に毒されていく。

 

優美子は、ただ雅彦が欲しかった。

雅彦が自分だけを見てくれるのなら、朝彦が望むようにしてあげたかった。

 

星が好きだと言っていた雅彦に、家庭用のプラネタリウムを用意したり。

マットが嫌だと言う雅彦に、天蓋付きのベッドを用意したり。

 

しかし、こんな状況にした優美子を雅彦は許すことはできない。

殺してやる、その考えに駆られた雅彦は、初めて優美子の首に手をかけた。

力なく倒れ込む優美子。

 

これで解放されると思った雅彦だが、自分の状況を思い出す。

四肢を失い、不自由な身体となった雅彦は、このままここで死ぬしかないのでは、と。

優美子を失うことは、自分の死に繋がる。

 

恐怖に襲われる雅彦が縋るものは、最早、優美子しかいなかった。

すると、ゆっくりと目を開ける優美子。

優美子が生きていて、本当に良かったと涙を流す雅彦。

そして、雅彦の精神は、優美子のものへと完全に堕ちた。

 

しかし、世の中では、そんな2人の世界を暴く動きが。

行方不明となっている雅彦の周りでは、20人近くの死亡者が出ていた。

それを不審に思った警察が、動き始めていたのだ。

 

雅彦と喧嘩別れをしていた大介。

その大介が、優美子のことを覚えていたのだ。

そして、優美子の家に侵入して来た大介だが、優美子に捕まってしまう。

 

捕まった大介から、優美子がしてきたことを全て知ることになった雅彦。

だが、その大介も、雅彦の目の前で優美子に殺されてしまう。

 

自我を取り戻した雅彦は、優美子の喉元へと食らいつく。

殺そうと何度も思い、何度も狙っていた首を、雅彦は食いちぎったのだ。

 

死して倒れる大介と、優美子。

呆然としたまま雅彦は監禁部屋を出ると、警察に通報した。

 

警察に保護され、病院へと運ばれた雅彦。

遅くなって申し訳ないと気遣う警察に、自分は強いから大丈夫だと力なく笑う雅彦。

安堵する女性の警察官だったが、本当は、雅彦の精神は既に壊されてしまっていた。

 

病室で優美子の名前を呼び、涙を流して置いて行かないでと泣き叫ぶ雅彦。

そして、一人にしないでくれと泣く雅彦は、そこに優美子を見つける。

ただいまと微笑む優美子に、おかえりと笑う雅彦。

 

病室には、満天の星空が輝いていた。

 

もっと詳しく内容を知りたい方は、ぜひ、本編をチェックしてみてください。

Handyコミックで読む(スマホ版)

BookLiveで読む(スマホ・PC共通)

 

「鈍色プラネタリウム」最終回の感想

最初から最後まで、狂気的な愛情による歪んだ物語でした。

 

結構、行われていることとか、展開はエグいのですが。

それでも、悲惨な雰囲気にならないのは、その画力のお陰かと。

 

普通に考えると、とても非道なヒロイン・優美子ちゃん。

しかし、その可愛さに惹きつけられてしまう。

自分の欲求のためにになら、手段は選ばない悪道っぷりなのに、魅力的。

 

お相手の雅彦くんも、イケメン男子です。

強くてカッコよく、そして、優しい。

純朴な雰囲気も見せるところが、また可愛らしい。

 

そんな雅彦くんは、物語内では悲惨な人生を歩むことになるわけですが。

優美子の手によって、散々なほど開発されちゃいますしね。

 

勿論、結末にしても、絶対にハッピーエンドにはならないと思う展開です。

それでも、なぜかこのカップルには離れて欲しくないと感じさせる2人。

 

だからでしょうか。

単行本になったことで、付け加えられたエピローグ部分。

これが、個人的には無くても良かったのではないかと。

 

雅彦くんのことを考えれば、良い結末なのかもしれませんが。

個人的には、Pixivでの結末のまま終わらせてほしかった。

これでは、優美子の存在感はどうなるのかと。

 

ただ、最後のコマにある、望遠鏡。

優美子との思い出の品でもある望遠鏡を、持ち続けているところが意味深長です。

 

単行本版には、他にも描きおろしとして2人の過去部分や病室での情景など複数収録。

お陰で、優美子や雅彦の人間像や物語の深みが増しました。

 

だからこそ、この単行本版の結末の存在が惜しい。

ここまで来て、そうなってしまうのか、と。

 

酷い子なはずなのに、優美子に魅せられ、どうにか雅彦とと思っていただけに。

作者あとがきページのイラストで癒されてしまい、自分で末期だと感じました。

 

しかし、それ以外は、妙に心地よい読了感のある作品でした。

画力の素晴らしさと、魅力的な登場人物。

ただグロさやエグさを強調しただけの監禁・調教作品にはない読み応えです。

 

無料試し読みは、対応端末のリンク先で「鈍色プラネタリウム」と検索すると読めます。

Handyコミックで読む(スマホ版)

BookLiveで読む(スマホ・PC共通)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

本屋に貢ぎ続けて数十年。漫画はジャンル、年代問わず気になれば衝動的にシリーズまとめ買い。特に歴史モノや現代・ハイファンタジー、アクション系を好みます。かと思えば恋愛モノやほのぼの系・ホラーも読む雑食主義です。