「声なきものの唄」3話のネタバレ!若水がチヌを特別視するのはなぜ?

廓内でも下流に位置する女郎屋・須賀屋の下女だったチヌ。

しかし、須賀屋は女郎・小梅の死をきっかけに潰れてしまう。

 

チヌが向かうことになったのは、廓内でのもトップクラスの女郎屋・東陽楼だった。

店を移ることになったチヌの再出発を、ネタバレしていきます。

 

前回までの内容は、下の記事から確認できます。

「声なきものの唄」2話のネタバレ!チヌの過激な運命と小梅の悲惨な最後

2017.02.19

 

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「声なきものの唄」3話のネタバレ

特別器量が良いわけでもないチヌは、廓内でもトップクラスの女郎屋に行くことに。

暖簾をくぐったチヌが見たのは、とびきり美しい女郎たち。

なぜ、自分がここに来ることになったのかと疑問に思うチヌ。

 

すると、東陽楼の楼主・藤富は、チヌを須賀屋から買ったという。

実は、この藤富は、以前、若様と仲良く歩いていたチヌを見かけていたのだ。

廓の女郎屋にとって、若様は何より大切な人物であり、どうしても囲っておきたい存在だ。

 

つまり、チヌは若様を釣るためのエサ。

そして、チヌは、16歳になる2ヶ月後、千鳥という源氏名で初見世を盛大に迎える予定だと。

それをずばり指摘したのは、東陽楼の一番人気の妓・紅緒

 

それまでは、紅緒に付き従い、チヌは妓としてのイロハを学ぶことに。

だが、チヌにしてみれば、初めて知ることばかりで、何もかもが満足にできないチヌ。

 

それなのにそんなチヌを、女嫌いと評判の若様が気に入っているという。

女郎たちの嫉妬が、容赦なくチヌに向けられる。

 

擦れ違いざまに足を掛けられて転ばされたり、火のついた煙管を足の裏に押し付けられたり。

けれど、チヌはそれらを紅緒や楼主には訴えなかった。

そんなチヌに、見どころがあると感じた紅緒は、陰で笑う女郎たちに冷ややかな苦言を呈す。

 

しかし、紅緒の胸中は複雑だった。

紅緒は、女郎となる前の禿時代から、若様を恋い慕ってきた。

そんな若様がみせる、チヌへの特別な扱い。

 

自分には向けられることのない対応。

誰のものにもならないから耐えられたのに、と。

 

そして、とうとう、チヌの初見世の日がやって来た。

楼主に頼まれ、チヌこと千鳥の初見世にやって来た若様。

 

チヌは、慌ただしく準備に追われていた。

けれど、その最中、若様から貰った絵本が紛失していることに気付く。

さらに、髪結い屋も途中で消えてしまう。

 

準備が整わないまま、若様の酒宴の時間が迫る。

そこでチヌは、ある決意をする。

髪を結うのを諦め、緩く波打つ洗い髪のまま、酒宴の席に立ったのだ。

 

まさかの出で立ちに、驚愕する人々。

だが、若様は「人魚姫だね」と、笑顔で褒めてくれる。

 

そして、和やかに始まった酒宴の席で、若様に絵本は読んだかと問われるチヌ。

けれど、その絵本は無くなってしまい、涙をにじませるチヌ。

慌てて若様は、チヌを床の部屋に連れ出す。

 

とうとう若様が、と驚愕する人々。

しかし、床を共にするのではなく、優しくチヌにキスをし、慰めるだけで若様は帰って行った。

だが、千鳥の贔屓客である「旦那」になると言い残した若様。

 

それ以来、宣言通り若様はチヌのところに通ってくるように。

ただ若様は、チヌを抱くことはなく、絵本を読んだり酒を飲みながら話をして帰るだけ。

それでも、きちんとお代は払って行くため、楼主たちは大喜び。

 

けれど、紅緒の心は次第に限界を迎えていた。

ずっと密かに慕っていた若様は、自分には全く見向きもしない。

 

そして、ある日チヌは、紅緒の禿である美緒に頼まれ、廃屋となった須賀屋に向かうことに。

だが、そこにいたのは、港を仕切るヤクザ、松井組の下っ端の男たち。

男たちに殴る蹴るの暴力を振るわれ、袋叩きにされるチヌ。

 

そこへ駆けつけてくれたのは、東陽楼の雇い人・栄太だった。

何とか救出されたチヌだったが、身体はボロボロ。

酷いチヌの状態に、若様も楼主も大激怒。

 

チヌをそんな目に合わせたのは、松井組の下っ端の男たち。

松井組の親分は、紅緒の「旦那」であり、紅緒を身請けする話になっていた。

つまり全ては、嫉妬に駆られ、追い込まれた紅緒の仕組んだことだったのだ。

 

そして、チヌが床上げをする前に、紅緒は松井組の親分に身請けされていった。

目が覚めたチヌの枕元に、失くしたはずの絵本と、赤い色の折り鶴を残して。

 

もっと詳しい内容は、ぜひ、本編をチェックしてみてください。

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読んだ感想

前回、潰れてしまった須賀屋から、店を移ることになったチヌ。

しかも、その店は廓内でも1、2を争うトップクラスの店、東陽楼。

 

若様に出会い、気に入られたことで、チヌの生きる世界は変わります。

さらに、とうとうチヌも16歳になり、女郎として見世に。

ここに、1話の頃の泣いてばかりいたチヌはいません。

 

確かに、今回もチヌは泣いてはいます。

しかし、自分の境遇の辛さを嘆いたりはしません。

イジメられても、泣き言も漏らさないのです。

 

かなりチヌは強くなりました。

強くならざるおえないのでしょうが、それでも無邪気さを無くさないチヌは健気です。

だからこそ、余計に若様は可愛がりたくなるのでしょう。

 

誘われても、おぜん立てされても、一度も女郎を買ったことのない若様。

誰かを特別扱いしたり、仲良くしたりしません。

その中でチヌには、字が読めないと聞けば絵本を用意したり、酒宴に呼ばれてくれたり。

 

挙句の果てには、チヌの旦那になるという、本当に特別扱いです。

お陰で、紅緒さんがキレちゃいました。

 

しかし、話が進むたびに、どんどん若様の人物像の謎が深まります。

女嫌いと評判だった若様が、なぜ、チヌだけ特別扱い。

抱けたら幸せだと言うのに、だから抱かないと言う言葉は、何とも意味深長です。

 

女郎屋が舞台ということで、皆、どこかしらに深い心の傷を抱えています。

そんな世界で生きて行くことになったチヌは、どのような女性に成長していくのか。

チヌと若様の関係はどうなるのか。

この先が、益々気になります。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

本屋に貢ぎ続けて数十年。漫画はジャンル、年代問わず気になれば衝動的にシリーズまとめ買い。特に歴史モノや現代・ハイファンタジー、アクション系を好みます。かと思えば恋愛モノやほのぼの系・ホラーも読む雑食主義です。