「りんたとさじ4話:穴の人」の詳しいネタバレと読んだ感想

リン太とサジは、大学の同期で恋人同士。

しかし、ちょっと不思議なバイトをしているリン太のお陰で、2人のお付き合いは不可思議。

なぜかいつも奇妙なことに巻き込まれる2人の物語を、ネタバレしていきます。

 

前回までの内容は、下の記事からチェックしていただけます。

「りんたとさじ3話:味の人」の詳しいネタバレと読んだ感想

2017.03.31

 

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「りんたとさじ4話:穴の人」のネタバレ

ある日、あるはずのものが不意に消え、いつのまにかまた出てくる。

それは、「耳の穴」と呼ばれる時空の歪みへと飲み込まれたせい。

 

ある幼い日のこと、リン太は、眠る母親の耳の穴の中へ、虫が入って行くのを見たと。

そして、母親はすぐに驚いて起きると思っていたとリン太は語る。

 

けれど、母親はまったく起きる様子もない。

そんな母親の耳の穴を見ていたリン太。

その時、自分も耳の穴の中へと入って行ける気がしていたというのだ。

 

それは、サジが耳かきを無くしたと話したときに、リン太が教えてくれたこと。

それなら、自分の耳かきも、と聞くサジ。

しかし、サジの場合は、部屋を散らかし過ぎだとリン太は諭す。

 

納得いかないサジ。

だが、そんなサジに構わず、リン太は花屋へ向かって行くと、花束を購入した。

 

何のための花束なのかと不思議に思うサジ。

すると、リン太は、領収書の但し書きを、献花代にしてくれと。

 

そのまま花束を歩いて行くリン太。

たどり着いたのは、人気のない道にあるマンホール。

 

そのマンホールを開けたリン太は、そこへ花束を放る。

これもバイトなのかと問うサジに、リン太は半分、と答えた。

首を傾げるサジに、リン太は語り出す。

 

5年前の今日、プロゴルファーを目指していた男が自分の両親を殺害するという事件が起きた。

だが、その男もまた誰かに殺害され、このマンホールで見つかった、と。

その男は、バイトの先輩だったというリン太。

 

男は、両親を殺害後、祖母に電話をした。

本当は、両親殺害を告白しようとしたが、今までありがとう、と告げるだけで電話を切る。

 

すると、殺害したはずの父親が、血相を変えて男へ駆け寄ってきた。

母親をゴルフクラブで撲殺後、睡眠薬で眠らせた父親が、シーツをかぶって起き上がった。

驚いた男は、クラブで父親を撲殺したのだ。

 

そんな父親が生きており、母親が誰かに殺されている、と叫んでいる。

呆然とする男に、父親は早く電話を貸せと、グズだと罵る。

 

男の態度は豹変。

父親を包丁で刺し殺してしまう。

 

男は荷物をまとめて逃亡を図り、マンホールへと身を隠す。

すると、男は、違う場所に出てしまう。

 

そして、上から落ちてきたシーツ。

動揺していると、なぜか「なに起きてんだよ」と、怒鳴る自分の声が聞こえる。

続いて襲う衝撃。

 

もっと詳しい内容は、ぜひ、本編をチェックしてみてください。

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「りんたとさじ」4話を読んだ感想

今回は、今までの中で一番、不思議な雰囲気でした。

リン太とサジではない視点で描かれていたからかもしれません。

 

実は、読んですぐは、意味が分かりませんでした。

いつもと違い、時間軸が色々交差していたからでしょうか。

 

それでも、ゆっくり読み返してみると、ああ、なるほど、と。

つまり、5年前に亡くなったリン太のバイトの先輩である男は、耳の穴に飲み込まれたわけで。

 

父親を2度殺している気になっていますが、その内の1回は自分だったわけです。

 

時間軸が横に進んでおらず、小刻みに戻ったり飛んでいたりするせいで混乱します。

しかし、この読者の混乱も、きっと作者の意図するところなのだろうな、と。

 

なにせ、関係なさそうなサジの耳かき話自体、繋がっていますから。

耳の穴の話だけでなく、男が祖母に電話をする際、言うのです。

「でっかい耳かき」と。

 

今までの物語の展開からして、わざと読者を翻弄させるような描き方をする作者さん。

細かいヒントとなる言葉を、一見無造作に散りばめ、最後にまとめてみせる。

おかげで、ああ、またやられたと、読み終わった後に感じさせられてしまうのです。

 

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次の話は下のリンクから。

「りんたとさじ5話:鳴く人」の詳しいネタバレと読んだ感想

2017.04.01

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ABOUTこの記事をかいた人

本屋に貢ぎ続けて数十年。漫画はジャンル、年代問わず気になれば衝動的にシリーズまとめ買い。特に歴史モノや現代・ハイファンタジー、アクション系を好みます。かと思えば恋愛モノやほのぼの系・ホラーも読む雑食主義です。