「おとぎ話バトルロワイヤル」4話までのネタバレと感想

こどもの頃に読んだことのあるおとぎ話。

そんなおとぎ話が幾つも入り混じるおとぎの国でのバトルロワイヤル。

現実の世界と、おとぎの国の世界を行き来しながら主人公たちが謎を解き明かす。

メルヘンに見えてホラーな物語を、一気にネタバレしていきます。

 

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「おとぎ話バトルロワイヤル」4話までのネタバレ

1話「はじまり、はじまり」

15歳の国仲青葉

趣味は、読書と現実逃避。

将来の夢は、童話作家。

 

特に好きなおとぎ話は、「不思議の国のアリス」。

 

そんな青葉は、おとぎ話の世界に逃避する癖があった。

青葉にとって、現実の世界は、とても辛いものだったからだ。

 

中学生の頃からイジメに遭い、お金だけを置いて不在がちな親。

助けのない現実で、青葉の心休まる場所はおとぎの世界だけ。

 

だから、イジメてくる相手を、ハートの女王に置き換えてみたりしていた。

そうすれば受け入れられたからだ。

 

高校に入り、担任の先生に青葉は気にかけてもらえていたが最早、青葉は慣れていた。

いつも青葉をイジメてくる3人の女子生徒。

知っている癖に、無関心な他のクラスメイト。

 

むしろ、肉体的な被害を被るイジメではなくなっていたため、誤魔化す面倒がない。

そう思えるくらいには、青葉は現実の日常を生きることができていた。

 

それでも、ある日、青葉にとって受け入れがたいことが起きた。

コンテストに応募しようと思っていた童話作品を破られてしまったのだ。

 

無残な紙切れになった作品を手に、青葉は帰宅。

その中に、見慣れない1枚の紙が挟まっていた。

 

その紙には、「けいやくしょ」と書かれ、願いを書けと書いてあった。

その代償は、不思議の国のアリスのアリスになること。

 

これは、新手のイジメなのかと戸惑う青葉。

代償にしたって、青葉にとってみれば、ご褒美のような話。

それでも、青葉は書いてしまった。

 

クラスのみんなと仲良くなりたい」と。

 

すると、翌日の青葉を出迎えたのは、イジメ主犯たちの涙の謝罪。

そして、青葉をかばう、クラスメイトたちの温かい言葉。

驚く担任の先生と戸惑う青葉。

 

帰宅した青葉は、部屋のゴミ箱を漁る。

昨日、書いた後に、丸めて捨てたはず。

だが、「けいやくしょ」の紙は、なぜか机の上に。

 

困惑しながら紙に触れる青葉。

すると、その手に黒い何かが絡みつく。

そして、それは、青葉の手のひらにハートの紋様を刻み込む。

 

非現実的な出来事に慌てた青葉は、さらに驚愕する。

「けいやくしょ」の紙が、光りながら浮いていたのだ。

さらには、そこに書かれている、「けいやく かんりょう」の文字。

 

そして、次の瞬間、青葉の足元に穴が空き、青葉は穴に落ちてしまう。

目覚めた先は、まるでアリスの世界。

また、青葉の服装は、アリスのものに変化している。

しかし、その場所は、どこか不気味な雰囲気が漂っていた。

 

呆然とする青葉。

そこに、ゆらりと近づいてくる人物がいた。

それは、ボロボロの姿となり、無残に干からびたアリスだった。

 

恐怖におののく青葉。

するとそのアリスは、震える青葉に近づき抱きしめた。

そして、この世界が青葉のものだと告げ、ボロボロと崩れ落ちてしまう。

 

2話「出会い」

目の前で崩れ落ちたアリスは、次第に砂状化していく。

あまりの出来事に、固まる青葉。

すると、崩れ去ったアリスの砂の中から、1冊の本が出てきた。

 

恐る恐る手に取ってみるが、それを開く暇なく、再び現れた干からびた人物に襲われる。

よくみれば、それは不思議の国のアリスに出てくるトランプ兵のようだった。

 

足取りはゆらゆらとしながらも、確実に青葉を追いかけてくる。

逃げる青葉。

すると、少し離れた崖の先で、とある少年と出会う。

 

少年は、青葉に手を伸ばし、おいでと叫ぶ。

訳も分からず、少年の手を取る青葉。

 

崖を飛び移った青葉と少年は、追いかけてくるトランプ兵を見据える。

しかし、干からびたトランプ兵は、崖を超えることはなかった。

 

少年と共に、移動することになった青葉。

少年の名前は、ノアだという。

そしてノアは、イソップ物語の「ロバを売りに行く親子」の少年の役だと名乗った。

 

聞けば、青葉のように突然、この場所に来てしまったのだと。

互いに情報を共有する2人。

 

2人共、自分の役が描かれた以外に白紙という本を持っている。

だが、厚さは違う。

干からびたミイラのような人物たちに襲われた。

互いの情報を話してみても、謎は深まるばかり。

 

仕方なく、青葉とノアを移動を始める。

すると、なんとなくこの世界のことが分かってきた。

 

この世界には、色々なおとぎ話の世界が存在している。

それらは、崖によって区切られ、渡り歩くことができる。

しかし、どこにも物語の登場人物のようなミイラがいて、目が合うと追いかけてくる。

 

そして2人は、とある街にたどり着く。

そこは、まるで中世ヨーロッパのような街並みで、とても寒い真冬の気候だった。

 

その場所で、2人は、ある少女を見かける。

しかし、その少女は猟銃を所持しており、ミイラを撃ち殺していた。

危険を感じた2人は、少女に見つからないよう隠れ潜む。

 

だが、2人は見つかってしまう。

そして、少女は2人を見据え、猟銃を向けてきた。

 

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3話「再生」

銃口を向けられ、2人の体に緊張が走る。

だが、その銃弾は2人をすり抜け、2人の背後へと迫っていたミイラを撃ち抜いた。

思わず、助けられたことを理解する青葉。

 

しかし、走れば逃げ切れるのだから、何も撃ち殺すことないと少女へ抗議するノア。

だが、少女が撃ち殺したミイラが砂になった瞬間、一瞬にして世界が豹変する。

 

今まで崩れて荒れ果てた街並みが、美しく蘇ったのだ。

呆然とする青葉とノア。

そして少女は、2人に構うことなく、去って行こうとする。

 

慌ててその背中へ、青葉は声をかけた。

何か知っていることがあるのなら教えて欲しいと。

すると少女は、本を完成させるのが役目だと返す。

そして、そのまま去って行ってしまった。

 

再び2人となった青葉とノア。

蘇った街の中、とある家の中で一息つくことに。

そこで再度、この世界のことを話し合うことにする。

 

きっと、彼女は赤ずきんだと推測する青葉。

そしておそらく、あのミイラを殺したために、この世界が再生されたのだ、と。

だが、そのために人を殺すことは良くないと言うノア。

出会えたのが彼女ではなく、青葉で良かったと。

 

そして、もし家に帰れたら連絡を取り合おうという話になった。

ノアは、青葉の本の背表紙の裏面に、自分の連絡先を書き始める。

すると、そこには「しおり」が入っていた。

 

白紙なのに何のためなのかと訝しみながら、ノアは無造作にしおりを本の途中に挟む。

その瞬間、青葉の目の前からノアの姿が消えてしまう。

 

1人取り残された青葉。

そこへ、再びミイラが家の中へとやってきた。

 

どうしてノアは消えてしまったのか。

そして、もしや、しおりのせいかと、青葉は試してみることに。

 

青葉は、ミイラの手を逃れながら、何とか本としおりを手にした。

そして、しおりを挟むと、気がつけば自分の部屋に。

 

時計を見れば、1晩しか経っておらず、これは夢だったのかと思う青葉。

しかし、青葉の手のひらには、変わらずハートの紋様が。

 

4話「日常」

何とか日常に戻ってくることができた青葉。

けれど、あの世界での出来事は決して夢ではなかった。

 

何より、青葉を優しく迎えてくれるクラスメイト。

これは、青葉が契約で結んだ結果なのだから。

それはつまり、再びあの世界に行かなくてはいけないことを予感させる。

 

そして、学校から帰宅した青葉は、ノアの連絡先のことを思い出す。

きっとノアも戻っているはず。

そして、書かれていた連絡先のSNSへとアクセスしてみることに。

 

だが、見てみれば、フォロワー数が3,124,005という相手。

間違えたのかと悩む青葉だったが、とりあえずメールをしてみることに。

 

それを待つ間、何気なくテレビをつけてみると、海外アーティストのニュース。

イギリスの大人気バンドグループ「アーク」が来日公演するというのだ。

 

そして、青葉は青ざめる。

「アーク」のメンバーの中に、あの、ノアがいたのだ。

さらには、ツイッターで昨日から、「アオバ」という名前を連呼しているという。

 

まさか、あの世界で出会ったのが、超がつく有名人だったとは。

 

そして、早速返ってきた返事。

内容を確認すれば、頑張って日本語を書いてくれたような文章。

しかし、紛れもなく、ノアだった。

さらにそこには、あるURLが貼られていた。

 

リンク先へと飛んでみると、そこには、複数の人物たちの投稿が。

そして、青葉は、自分たち同樣、あの世界で主人公となっている人たちがいることを知る。

 

もっと詳しい内容は、ぜひ、本編をチェックしてみてください。

 

「おとぎ話バトルロワイヤル」を読んだ感想

おとぎの国でのバロルロワイヤル。

バトルロワイヤルという殺伐した設定ですが、舞台はおとぎの国。

しかも、どうやら行ったきりではなく、現実世界と行き来できるよう。

 

隔離されたバトルロワイヤルはよく見かけますが、このパターンを読んだのは初めて。

おかげで、とても新鮮でした。

舞台がおとぎの国というギャップも面白いです。

 

しかし、まだまだ物語は序盤。

謎ばかりです。

 

作画も可愛らしい感じなので読みやすく、けれどミイラはちゃんと怖い。

主人公の青葉も、ただ怯えるだけの子ではないので、好感が持てます。

むしろ、特別編の小話を読むと、ちょっとドライな感じが面白い。

 

特別編は、おとぎの国でノアと移動している最中の話と、青葉の現実世界での話です。

本編よりもコメディタッチな内容でした。

この青葉の「がんばれ!国仲さん」は3話あります。

これがちょっと笑えて面白い。

 

イジメ続けられ、人が周りにいることに慣れていない青葉。

それが、一躍クラスの人気者になるわけです。

おかげで慣れないことに気疲れしちゃう日々というショートストーリーなのですが。

元ぼっちの青葉が、真面目に健気に頑張るところがなんとも可愛い。

 

しかし、本編はまだまだ始まったばかり。

この後、どのようになっていくのか、その先が気になります。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

本屋に貢ぎ続けて数十年。漫画はジャンル、年代問わず気になれば衝動的にシリーズまとめ買い。特に歴史モノや現代・ハイファンタジー、アクション系を好みます。かと思えば恋愛モノやほのぼの系・ホラーも読む雑食主義です。