【金魚妻2巻】3話「園芸妻」のネタバレと感想!作品初のダーク展開

個性的な設定の元、色々な妻たちが登場する「金魚妻」シリーズ。

2巻の第3話は、宮園花純(みやぞの かすみ)・28歳「園芸妻」。

 

視点としては、花純の義理の弟・史久

久々に衝撃の物語をネタバレしていきます。

 

前回までの内容は、下の記事からチェックしていただけます。

【金魚妻2巻】2話「芳香妻」のネタバレと感想!タイトルからしてエロい

2017.08.22

 

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【金魚妻2巻】3話「園芸妻」のネタバレ

兄夫妻と同居を始めて3年。

史久の母親も他界し、実家の主導権を握るのは義姉の花純。

自分の実家なのに、何かと花純によって禁止事項が増える日々を過ごしていた。

 

だが、史久はそんな生活にも文句はない。

なぜなら花純の娘で幼稚園児の紀里にそりゃあもうメロメロだからだ。

けれど、そんな花純の夫で、自分の兄でもある一久が帰宅するとそんな空気も一変。

 

背中に彫り物を背負う一久は、滅多に家へと帰っては来ない。

帰って来たところで、娘の紀里を可愛がるどころか妻の花純の扱いも酷いもの。

おかげで紀里は、自分の父親でなく史久に父親になってと頼んでくる。

 

ただし、昔はとても優しい人だったという史久。

史久と一久の父親は、国を平和にするために運動を行う活動家だった。

それこそ、仲間には神と呼ばれるほど。

ただ、その気性は荒く、逆らうとすぐに暴力を振るう。

 

活動を優先し、家族を蔑ろにする父親。

それに反抗した兄は、父親に暴力を振るわれ、頭を割ったほどだ。

そして、兄の人格は悪魔のように変貌し、母親は園芸に逃げた。

その後、父親は家族を捨て、消えてしまった。

 

それでも、一度変わってしまった兄は元に戻らない。

たまに帰って来ては、史久と義姉の花純で遊ぶ、一久。

史久への怒りは花純へと向かい、花純への怒りは紀理へと向かう。

だから、史久も花純も、一久には逆らわず、言いなりになるしかないのだ。

 

本当は、兄と花純が出会う前に、家の近くのホームセンターに勤める花純が好きだった。

園芸が趣味の母も、園芸コーナーで働く花純と仲が良かった。

それを偶然兄に知られてしまう。

そして、しばらくしてから兄は、自分の嫁だと、お腹の膨れた花純を家へと連れて来たのだ。

 

花純を誘拐して監禁し、脅迫したのかと一久に詰め寄る史久。

すると一久は、誤解だと言う。

真面目な好青年を装い、花純に近づいたのだと。

 

その後、取り返しがつかない関係になってから、背中の刺青を見せたのだと笑って語った。

そして、今もまだ、花純への想いを捨てきれていない史久。

そんな史久に見せつけるように、一久は花純の体を弄ぶのだ。

 

この日も、一久は花純に食事を用意させた後、史久の存在があるのに花純を裸に。

さらには、史久に対し、自分の前で花純を抱けという。

花純を案じながらも、史久は一久に従う。

 

これで逆らったら、自分ではなく花純が被害を受けるのだ。

一久はそういう人間だと、史久も花純も知っていた。

そのとき、花純が覆いかぶさる史久に耳打ちする。

 

一久の食事に、花を混ぜた、と告げてくる。

史久たちの母親が、自分の夫に使ったあの毒の花、だと。

実は、史久の父親は自発的に消えたのではなく、母親によって毒殺されていたのだ。

 

その事実を、死を目前にした母親が、花純に語っていたという。

そして、倒れこむ一久。

 

コマやセリフで細かく読みたい方は、ぜひ、本編をチェックしてみてください。

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「金魚妻」2巻3話を読んだ感想

今回は、久々にダークな展開の話でした。

そのせいか、いつもにも増して、どうしようもない夫。

最後をハッピーエンドに感じてしまった自分は、もうきっと毒されているのでしょう。

 

淡々と会話している感じがまた、史久と花純の耐えていたものを如実に表していますよね。

そして、ラストの小さいお子様たちは、やはり、なのでしょうね。

 

ですが、一番怖かったのは、花純に笑顔で軽く語っていた史久たちのお母様。

史久さんは、辛い現実から母親は園芸に逃げたと思っていたようですが。

むしろ戦う術を用意していたのですね。

 

それを知った後、序盤で庭いじりをする花純の姿を思い出しました。

あれは、ほのぼのしたものではなく、実は衝撃のシーンだったのだと感じさせます。

 

けれど考えれば、そこまで追い詰められる現状にもあったわけで。

だから史久の、この瞬間のために耐えていたのかもしれないという言葉が、とても重いのです。

 

この「園芸妻」は、タイトルとは反し、先の2話とはまた違った雰囲気を持つ話でした。

改めて黒澤R先生は、幅も奥行きもある作品を上手く描く方だな、と尊敬させていただきました。

 

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続きはこっち。

【金魚妻2巻】4話「金魚妻」のネタバレと感想!お話は1巻のその後の結末

2017.09.04

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ABOUTこの記事をかいた人

本屋に貢ぎ続けて数十年。漫画はジャンル、年代問わず気になれば衝動的にシリーズまとめ買い。特に歴史モノや現代・ハイファンタジー、アクション系を好みます。かと思えば恋愛モノやほのぼの系・ホラーも読む雑食主義です。