「亜獣譚」2巻(10話~13話)のネタバレと感想!散らばったピースはまだハマらず

異形の獣に変化してしまう病「害獣病」。

その害獣病の患者である害獣を駆除する兵士たち。

害獣駆除兵であるアキミアは、交換条件で婚約者としたソウのため、再び森へ。

 

不条理な世の中と駆除される異端者。

目が離せない怒涛の物語をネタバレしていきます。

 

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「亜獣譚」2巻(10話~13話)のネタバレ

10話「過ち」

行方不明となっている弟を探すため森を彷徨っていた衛生兵のソウ。

そして、そのソウに怪我をしているところ救護されたアキミア。

害獣を愛護し、逃亡兵となっているソウの弟、チル。

全ては偶然から絡み始めた人間模様。

 

弟のために結婚するという条件でソウと体の関係を結んだアキミア。

その性格には多大な難がある男性です。

しかし、その腕は一級。

 

絶体絶命か、という場面だったはずも、いつの間にか問題なく乗り越えています。

それに翻弄されるソウちゃんが不憫に思っていたのですが。

どうやら、まんざらでもないのか。

 

そして、この話になって、アキミアとチルが出会います。

地面に転がるチルくん。

それを横目に、体格や服装から自分を襲った本人だと再確認するアキミア。

 

このように、すでに会ってはいるのですが、今回でようやく素顔でのご対面。

ただし、ハラセというクズ男に、さんざん犯された後のチルくんでしたが。

このハラセという男と、チルくんの戦闘シーンはひどかったです。

 

ハラセはスピード系のチルくんの特技を潰すためだけに部下を使い。

重たい鎧でガッチリかためるという用意周到ぶり。

ぜんぜんチルの攻撃が通りません。

 

そして、吹っ飛ばされたかと思えば、無抵抗のチルくんを犯すハラセ。

そこへ、とうとうアキミアが登場。

アキミア自身も相当変態なのですが。

ちょっとヒーローの登場的な心情になってしまったことが悔しい。

 

11話「守る」について

出血もひどく、無残に転がるチルくん。

その顔立ちは、アキミアが条件付けで婚約者にしたソウにそっくり。

一瞬、動揺するアキミアでしたが、ハラセの話を冷静に聞きます。

 

このハラセの言い訳がまた、何とも白々しい。

それは、全部状況とか内容を知っている読者からしてみれば呆れるほど。

 

ただし、それはアキミアにとっても同様だったようで。

ハラセ、瞬殺です。

 

さんざん偽善的な言い訳を連ねていたハラセが滑稽なほどに、呆気ない最期。

「ヴィエドゴニャ」であるアキミアには分かっていたのです。

ハラセがチルくんに対し、何を行なっていたのか。

 

そんなアキミアは、ソウとの約束はもちろんチルくんの尊厳も守るよう行動。

応急手当のほか、汚れた部分も拭ってあげます。

ちょっと優しい部分が見えて、アキミアへの好感度が上がりました。

 

ただ、駐屯地に戻り、意識が目覚めたチルくんへのあの言葉。

もう少し言葉は選べないのか。

あれでは、誤解されてしまいます。

 

しかし、ここまで読んでいて思うのが、アキミアはわざと嫌われたいように見えます。

まるで、自分は好かれる価値がないかのような。

お陰で、やっぱりチルくんに憎悪の目を向けられるという。

 

12話「贖罪」について

前話での考えが正しいことが分かる回でした。

自分の姉であるソウの匂いがするアキミアを睨むチルくん。

しかも、チルくんを救うために、ソウが身を売ったと告げられ、その怒りは倍増。

姉のソウも、自分と同じ扱いに遭ってしまったのかと吐き捨てるチルくん。

 

けれど、そこで異議を唱えたのはアキミアです。

決して同じではない、と。

なら、どう違うのか納得させろというチルくん。

 

そこから、なぜかアキミアの昔話が。

チルくんは、そんな話を訊きたわけではないとばかりにぶった切るのですが。

幼い頃、罪を犯したと告白するアキミア。

 

とある女性を殺してしまい、その贖罪をしたい。

そして、その女性と、ソウは一緒なのだと。

だから、ソウを幸せにし、自分は殺されたい、とも。

 

この話を、興奮状態で語るアキミア。

やはり変態は健在です。

それも、狂気を孕んだ変態。

 

そりゃあ、チルくんに耳喰い千切られますよ。

ですが、それさえも気にしたそぶりのないアキミアは本当に強い。

耳喰い千切られて、血がドバドバ状態で。

トマトジュースあげてたって答えはどうなのか。

うそはつくけど、下手だっていう言葉、全くもって同感です。

 

13話「瑕」について

チルくんの留置によって、ソウも駐屯地へとやって来るのですが。

車がついた瞬間に飛んで来るアキミア。

ソウへ巻きついてデレデレになる姿にギャップアがありすぎて。

 

ソウちゃんの幼馴染でチルくんの友人をはじめ、新人さんたちドン引きです。

そんな中、要所要所で言葉を漏らしていくゾネ隊長。

いい味出してるな、と。

 

坊主のおっさんですが、個人的にお気に入りの登場人物です。

おそらく、これからキーパーソン的な、唯一の良心、的なポジションになるでは、と。

 

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「亜獣譚」2巻を読んだ感想総括

1巻は、どちらかというと、世界観や登場人物紹介のような流れでしたが。

今回は物語がちょっとずつ動いていました。

何より、アキミアとソウちゃんの会話がとても深い。

 

直接的な物言いではないけれど、それを言われると考えてしまうような。

最近読んでいた作品の中では珍しく。

そして、懐かしい雰囲気を持つ作品だな、と。

 

登場人物たちは、それぞれに何か内に抱えているような感じです。

しかし、それがまだ明確になっていないのでとってもモヤモヤする。

散らばったピースが、大体の位置はわかるのにハマらない感覚。

 

物語的に先はどうなるのかはもちろんですが、早く鮮明にさせたくてもどかしい。

何より、とっても画力のある作者様で、独特の世界観ながら引き込まれます。

 

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2巻の後半はこっち。

「亜獣譚」2巻(14話~17話)のネタバレと感想!物語がやっと動き出した

2017.11.08

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ABOUTこの記事をかいた人

本屋に貢ぎ続けて数十年。漫画はジャンル、年代問わず気になれば衝動的にシリーズまとめ買い。特に歴史モノや現代・ハイファンタジー、アクション系を好みます。かと思えば恋愛モノやほのぼの系・ホラーも読む雑食主義です。