「恋々ざかり」のネタバレと感想です。
2巻が出なかった理由についても個人の感想として触れています。
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「恋々ざかり」のネタバレ
主人公、澄香(すみか)は高校の入学式に遅刻してしまい会場を探して走り回りますが、初めての場所という事に加え友人いわく「犯罪的な方向音痴」なため、完全に迷子になって校内をさまよいます。
すると、保健室の前で1組の男女がもめています。
そこで繰り広げられていたのはいわゆる修羅場。
どうやら上級生の女生徒と新入生の男子生徒が保健室でイケないことをしていた挙句のもめ事のよう。
「もう興味がなくなった」と極悪非道な一言を投げかけるイケメンだけれども最低な男子生徒。
女生徒は怒り心頭で立ち去っていきます。
そんな修羅場を呆然と見ている澄香に気づき、最低男が近づいてきました。
入学早々のもめ事は避けたいらしく、澄香に口止めをしようとします。
そんな口止め攻撃を澄香は「ふしだら!」と一蹴します。
その時、もめている2人の頭上の木の上からまたしてもイケメンの男子生徒が降ってきました!
2人のやり取りを木の上からすべて聞いていたようなのです。
木の上から落ちてきたのは、どこか世間ずれした天然系のイケメン。
澄香と同じように遅刻をし、入学式の会場がわからず迷っていたのですが、高いところから見渡せば会場がわかるかも!と木の上に上ってしまう不思議くんでした。
2人のもめ事があまりにもおかしかったので笑って木の上から落ちてしまったと。
なんだかんだイケメン二人は気が合ったよう。
その一方で入学早々から強烈なキャラクターの男子に絡まれてしまった澄香はパニック寸前です!
2人のタイプの違うイケメン不思議な出会いをした澄香。
危ない三角関係が始まる予感・・・!?
ぜひ、この続きはあなた自身で読んで確かめてみてください。
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読んだ感想と2巻について
入学式に遅刻寸前のヒロインが慌てて走っている時に運命の人と出会うというありがちなシチュエーション。
ヒロインが出会う相手が1人ではなく2人なのでそこは新鮮だなと思っていたのですが、やはりありがち感はぬぐえなかったですねー。
この作品は1巻完結なのですが、男の子2人が1人のヒロインを取り合うので、もう少し長く続けられる設定だったなと。
つかみは良かったのですが中盤からダレてきてテンポが悪くなってしまい、なんとなく終わってしまった・・・という感じですね。
だから2巻まで続かなかったんだと思います。
でも、でも、タイプの違うかっこいい男の子に同時に好意を持たれるなんて、うらやましい限りです!
ですが、イマイチ感情移入できずもったいないなと・・
紺野りささんの作品は男の子のキャラターが好みなので、よく読むのですが、なんだか消化不良の感が否めませんでした。
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