「トゥルーラブ(漫画)」のネタバレです。
最終回の結末は・・・後に残してありますので、そこで。
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「トゥルーラブ」のネタバレと最終回の結末
家族揃って暮らしていたのですが、ある日にお父さんが急な事故で死んでしまいます。
その後、母が必至に弓弦と愛依を引き離そうとし始めるのです。
ここで、母親がこういう行動に出たのは、わかります。
実の兄と妹が恋に落ちている、というようなことは通常の感覚ではあり得ません。
いとこやはとことはわけが違いますから。
さらに、追い打ちを掛けたのが夫の急な事故で死んだこと。
どうにか自分が2人を引き離さないといけない。
そう思って、愛依を学校にも行かせず家の中で縛り続けていたのです。
そして、愛依を通常の生活に戻すために、弓弦はアメリカの大学へ。
愛依もアメリカへ行ったこともあり、通常の高校生活を再開していました。
ある日、愛依に見合いの話が浮上します。
その話は、遠いアメリカの弓弦の元にも届いていましたが、自分は今更何も出来ないから、と諦めていました。
そんな時、教授が弓弦の父から預かっていた手紙を手渡します。
内容は、本当の親ではないこと、母にもその事を伝えていないこと。
もし、この手紙で自由になるのであれば・・・という内容が書いてあること。
手紙を読んだ弓弦は、愛する妹の元へ駆け出したのでした。
さらに、詳しく詳細を知りたい方は、本作のラストをあなた自身で読んで確かめてみてください。
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最終回の結末まで読んだ感想
個人的には、そのまま突っ走ってもよかった気がするんですよね。
少女漫画っていう免罪符もありますし・・・。
ただ、出版社側が認めなかったのかもしれませんね。
都の条例で色々と面倒なこととかもありましたし。
なので、手紙の部分は正直蛇足だったような、というのが正直な気持ちです。
お互いは知らず、母親だけが知って・・・というのでも良かったのではないか、と私は考えていますし。
多分、当時から追いかけていた人も、手紙の部分で知るのは蛇足だと思ったんじゃないでしょうか。
「禁断の兄妹愛」というような煽りも自分から覆してしまったわけですし・・・。
再度言うことになりますが、突っ走って欲しかったな、と思いましたね。
6巻の内容が内容だっただけに、一層その思いが強くなりました。
まとめ
6巻と比べてしまうとパンチ的に弱い結末になってしまったかな、と思います。
それでも、恋に至るまでの過程と葛藤は丁寧に描かれているので、読んで損はありません。
惜しむらくはラストの結末だけ、という作品でしたね。
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