「好きだ好きだ好きだ」のネタバレです。
読んだ感想も載せてあります。
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「好きだ好きだ好きだ」のネタバレ
普通の好青年だった工藤君は年上の冴に出会い、恋に落ち、徐々に自分が保てなくなり、常軌を逸脱した行動をとり始めます・
偏執的な愛情で冴(さえ)を追い詰めていく工藤君。
冴の気持ちを得るためなら犯罪を犯しても、死んでもかまわない・・。
ピュアだけれども猟奇的。
冴への執着はどんどんエスカレートしていきます。
全身全霊で愛情をぶつけてくる工藤君に男嫌いだった冴の心は揺れ動きます・・。
工藤君の偏執的な愛に冴は・・?
愛情という名の狂気は自分のすぐ近くにある。
ちょっと危険なラブストーリーです!
危険なラブストーリーの続きは、ぜひ本編に目を通して確かめてみてください。
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感想について
まず、タイトルがすごいですよねー。
工藤君という大学生が、同じ大学の先輩の冴に恋するお話なのですが、タイトルにあるように好きだという気持ちを前面に冴にアプローチしていきます。
工藤君は以前付き合っていた彼女にひどいふられ方をしてこころにきずを負っていました。
それまではさわやかな好青年だったのにその出来事をきっかけに性格が猟奇的で好きな子への執着が強くなってしまいます・・。
冴の事は絶対逃がさないとばかりに様々な罠を仕掛けていき冴をがんじがらめにしていきます。
ストーカーまがいの事をするのですが、そんな工藤君の偏執的な自分への愛情に冴も傾いていきます。
犯罪すれすれの事をされても工藤君が気になる冴の気持ちは正直共感できませんでしたが、相手に束縛しまくられるのが大好きな人にはドンピシャな作品ではないでしょうかねー。
最終的にはハッピーエンドなので、結局2人が幸せならば何でもありなのでしょうかね。
冴が工藤君の気持ちを受け入れられたので良かったのですが、もし工藤君が振られていたらどうなってしまったのだろう・・。
きっと事件になっていますねー・・。
愛と狂気は紙一重なのです・・。
見た目では人の本質はわからないですものね。
「骨も細胞も魂もあげる」なんて必死な顔で言われたら、相手の愛し方が異常だと思っていても逃れられなくなってしまうものなのですかねー。
言われてみたい気もしますが、実際に言われたら気持ちの重さにちょっと引いてしまうかも・・
でも、男嫌いだった冴にはこれでもか!というほどの愛情を惜しみなくぶつけてくれる工藤君でなければ心は開かなかったのかもしれないです。
よく恋人同士の事は当人にしかわからないと言いますが、その典型かもしれません。
他人から見れば別れちゃいいのに!というカップルも当人同士はもめながらも実は結構幸せなのでしょうね。
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