「ミスミソウ」のネタバレです。
最終回の感想や書き下ろしについての話を載せてあります。
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「ミスミソウ」のネタバレ
父親の仕事の都合で東京から大津馬中学校にやってきた主人公の家族。
そこで、強烈な村八分に合って、春花はイジメを受けていました。
春花の現状を知った父親は、学校の教師に意見しに行くものの、まるで相手にされず。
父の勧めで不登校になったはいいが、イジメっ子たちは気に食わなかったのです。
そして、春花の家に乗り込み、愛する両親と妹に危害を加え放火。
家が燃えたことで両親は死に、妹も大やけどを負ってしまった。
後に、イジメっ子たちは春花と妹が生きていることで、自分たちが疑われるのでは。
そのように考えていたため、春花に自殺を強要し出します。
強要した時に、主導者が口を滑らせて放火のことを言ってしまったのです。
その話を聞いた春花は、決意をします。
両親の命を奪ったイジメっ子たち全員を殺す、と。
そのためには、何一つ手加減をする必要もない。
しかし、この裏にはまだもう1つの秘密が隠されていることを、この時の春花は知らなかったのです。
その秘密に関しては、本編に目を通して驚いてみてください。
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最終回まで読んだ感想と書き下ろしについて
正直に言って読後感はメチャクチャ悪いです。
スッキリしたー、となるようなことは一切ありません。
連載が中断されている「ハイスコガール」などから入った人は、びっくりするでしょう。
また、ストーリーを整理していきたい時に、作風の影響で誰が誰だか見分けが付きにくいのが難点でもあります。
最終回の感想としては、人間の持てる陰鬱さ、狂気を描き切った作品。
そのようにしか言う事ができません。
特にラストシーンの「とある人物」の趣向は、読者を驚かせること間違いなし。
そこでも、まだやるのかよ!と思ってしまいます。
まるでゲームのラスボスと対峙するワンシーン的の場面かと錯覚させられます。
絵が絵だったらメタルギアっぽいかもしれません。
さて、話は書き下ろしについてです。
書き下ろしは、春花の祖父とのワンシーンが描かれています。
対面しているのですが、そこにいる春花の姿は・・・。
というようになっています。
祖父の気持ちを考えるとツライものがあります。
しかし、この最後の書き下ろしを読むことで、また作品としての印象はガラリと変わることでしょう。
まとめ
再度言いますが、読後感はよろしくないので、口直しの作品も用意しておくことをオススメします。
ですが、きっと読み終わった後には、心の中に残る作品となるでしょう。
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