「恥じらう肌」のネタバレです。
最終回についても感想などで触れてあります。
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「恥じらう肌」のネタバレ
夫が浮気をしているのでは無いか、と疑ってしまった由香子。
由佳子は、夫からの愛情を一身に受けていたのですが、女性と一緒にホテルへ消える姿を見てしまいます。
そこで、彼女は友人の美也子に相談することにしました。
夫である圭一が女性とホテルの中に進んだことで、圭一を不潔だと思い受け入れられなくなったことを。
その時に、美也子は由香子も浮気をしてしまえばいい、と告げます。
そして、これが由香子にとって悪夢の始まりになったのです。
圭一と話していた女性は、実は圭一の腹違いの妹。
そのことを勘違いしてしまっていたのです。
由佳子が買い物に出た時に、ある男が話しかけてきました。
そう、あの一夜の不倫をした相手でした。
彼は、由佳子が置き忘れたネックレスを持ち、由香子の情報も調べあげていたのです。
彼の脅しにより、由香子は再度抱かれることに。
その後も度々、彼は由香子の家に上がり込み・・・。
たった一度の勘違いにより、絶望の縁に立たされる女性が描かれています。
不倫の代償に関して学ぶには、うってつけの作品。
ぜひ、本編に目を通してみてください。
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最終回についての感想
最終回については、作者から少しは・・・ということで、現実味こそ薄れるもの光が示されています。
堕ちるところまで堕ちるのも個人的にはアリだったかな、と思います。
ただ、それをやってしまうと由佳子が可哀想なので、仕方ないですね。
さて、本編のまとめ方も非常に上手くいきました。
こういう作品は、ラストの1話で強引に締めを持ってくるのですが、「恥じらう肌」では数話に渡り展開。
そのため、強引に物語をまとめ上げた。
というような印象が、かなり薄らいでいます。
もちろん、やや「?」が付く部分もありますが、読んでいて気になるほどではありません。
また、予想よりも長くなってしまったことも、拍車を掛けたのでしょう。
元々は、3巻程度でまとめられそうな話でしたからね。
絵に関しても、憂いを帯びた顔など表現も巻を追う毎にパワーアップしていたのも良かったです。
まとめ
現実味こそありませんが、現実の世界でもあり得るかもしれない。
という作品になっています、
ぜひ、圭一ではなく由香子の気持ちになって読み進めてみてください。
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