「REverSAL(リバーサル)」のネタバレです。
読んだ感想もあります。
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「REverSAL(リバーサル)」のネタバレ
京都、祇園の置屋「夢里」で舞妓をしている彩芽。
彩芽(あやめ)はテレビの特撮ヒーロー物に憧れていて、いつか自分も正義の味方なりたいと夢見ている少し変わった女の子です。
彩芽の姉の舞花(まいか)は芸妓として彩芽よりも格上の存在です。
見た目も物腰も美しく上品な舞花は実は養女で血のつながりはありません。
ですが彩芽は舞花に尊敬の念と憧れを抱いていました。
不思議なことに舞花は「とおりゃんせ」の唄を異常嫌っていました。
「それは怖いもんを呼んでくるから、やめて!」と怯えてしまうのです。
ある日、彩芽は道で犬に襲われている青年を助けます。
その時に青年が落としたゲーム機のような形をしたものを拾います。
電源を入れると名前を入力する画面が・・。
何の気なしに、自分の名前を登録してしまった彩芽。
その日からなぜか彩芽にだけ「とおりゃんせ」の歌が聞こえ始めるのです・・。
何気なく「とおりゃんせ」の唄を口ずさんでしまっていた彩芽に、「その唄やめろ!」とイチャモンをつけてくるおじさんに絡まれてしまいます。
そして、そこに犬から助けてやった青年が現れ、彼の車に乗って逃げ出します。
夕方18時になり、再び彩芽は「とおりゃんせ」が聞こえはじめ、見たこともない異世界へ引きずり込まれてしまうのです。
彩芽は知らず知らずのうちにこの二次元の世界に巻き込まれてしまうのでしょうか?彩芽と姉の舞花の運命は?
そして実は姉の舞花もこのゲームに関わっており、彩芽を助けてくれます。
二人がこのサバイバルゲームをのりきれるのか?続きはあなたの目で確かめて気ください!
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読んだ感想
彩芽が名前を入力してしまったゲーム機は、すべてが逆さまになっている「裏京都」に彩芽たちを引き込み、無理やりサバイバルゲームに参加させられます。
こんな世界にいきなり迷い込んでしまったら・・と考えると私は嫌だなーと感じます。
でもヒーローに憧れている彩芽だったら受け入れられるかもしれませんね。
二次元のゲーム好きの方なら共感できるのではないのでしょうか?
私はあまりゲームをしないので、初めは入れないと思っていたのですが、よく出来たストーリーに引き込まれて読み込んでしまいました!
姉の舞花との関係も興味深く、ストーリーの広がりを感じますね!
謎の多いお姉さんですが、その正体は結末で明かされます。
お姉さんの舞花が物語のカギを握っているのですねー。
最終話までドキドキハラハラさせてくれます!
絵は少女漫画なのに、ストーリーは少年漫画のようでそんなアンバランスさが興味深い作品でした。
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