「給食の時間」のネタバレです。
読んだ感想も載せてあります。
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「給食の時間」のネタバレ
東京の小学校でいじめられてしまいその事が原因で田舎のおばあちゃん家に預けられる事になった小学6年生の未来という少女。
未来は食べる事に興味がなく、かなりの偏食なのですが、おばあちゃんちにのアパートに住む謎のイケメン『給食のおじさん』に出会います。
転校先の学校は、給食完食率95%という、給食がおいしい評判の学校。
そこで働くカリスマ栄養士で謎のイケメン給食のおじさん、藤川健の作る給食によって、未来の食べる意識が変わり、食べる事に興味を持って行きます。
拒食症や給食費の滞納やストーカー教師など今の子供たちが抱える問題を取り上げているのですが、それだけではなく、新しい友達との心が温かくなる物語やそれぞれのほのかな恋心もあります。
さらに未来と健さんの淡い恋、健さんの過去には注目です!
この2人の件に関しては、ぜひ本作に目を通して確かめてみてください。
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感想について
昔よく読んだくりた陸さんが作者だったので、給食だけでなくいろいろな思い出が蘇り懐かしかったです!
昔読んでいたのは夢色クッキングという料理の漫画だったのでおいしそうだなと思って読んでいたのを覚えています。
この作品も給食が題材なので懐かしい給食がおいしそうに描かれています!
内容は小学生の悩みや心情がとてもわかりやすく描かれています。
些細なことで悩んだり、極端にもうだめだ!と思いこんだり、かと思えばコロッと忘れてしまったり、自分の小学生の時を思い出せるので読んでいて懐かしかったです。
子供たちの給食をめぐるバトルも面白かったですし、自分の好きだった給食は何だったかな?と思い出に浸れますよ!
それと、子供達のキャラクターが、とても素朴ですごく子供らしいです!
未来は、都会育ちですし、いじめられていたという経験を持っているので、ちょっと生意気なところありますが、それも含めて子供らしく、大人達も個性豊かで魅力的です。
おばあちゃんのキャラクターもいい感じに力が抜けて良いと思います!
未来が健さんに抱く淡い恋心や恋の行く末も意外でしたね!
この作品で一番思ったのは、食べる事で体も心も成長していくんだなという事です。
その事を大人が子供に教えていかなければいけないのだなという事でした。
それを教えられるものの一つとして給食というものがあるのです!
給食には少なからずとも思い出がある人が多いと思います。
給食が大好きだった人、あまり良い思い出がないという人もこの漫画を読むともう一度給食を食べてたみたいな~と思うのではないでしょうか?
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