「午前3時の無法地帯(漫画版)」のあらすじとネタバレです。
感想も載せてあります。
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「午前3時の無法地帯」漫画版のあらすじ
イラストレーターを目指していたももこは、何故かパチンコ専門のデザイン事務所に就職。
毎日毎日、罵声やタバコの煙に加え、露出狂かと思うデザイナーやいつも不機嫌な営業社員。
さらには、徹夜続きで彼氏の家をビジネスホテル代わりにしている感じ。
このままでは、女子力も落ちる一方で、どうしたらいいのか。
そんなももこは、こう問いかけます。
「あたし何でここにいるんだろう?」と。
ネタバレについて
お仕事のお話のように思えますが、中身は恋愛漫画だったりします。
いえ、仕事のお話もあるのですが、描写としては恋愛の方に偏っているんですよね。
とはいえ、恋の話をするにも王道のようなラインを取るわけでもなく、やや外道をズレた感じで進んでいきます。
ももこにとって、仕事中のオアシスとも呼べる存在が多賀谷さんという男性。
この多賀谷との恋愛が進んでいくのですが、それが難しい距離感だったりするんです。
つかず離れずではなく、微妙に優しく、時に優柔不断で・・・という。
恋?
いや、恋じゃないような・・・という煮詰まらない感じですね。
そこを仕事の失敗を含めコミカルに描いています。
絵柄も力が入っていないシンプルな線なのですが、どこか可愛らしい。
そんな絵のためにも、ぜひ本編に目を通してみてください。
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読んだ感想
働く成人女性の恋愛なのですが、かなり設定として特殊でした。
なにせ始まりがデザイナーは良いけれども、パチンコですからね。
自分の固定概念かもしれませんが、女性漫画で主人公がデザイナーってなると売れている、とか。
有名な場所とか、もしくは個人事務所とかの設定が多く出されますが、本作は「パチンコ」です。
かなり道としては外れた形になっています。
さて、感想としては少女漫画のような恋愛を好むのであれば、この作品は合わないでしょうね。
詳しい話は、終盤のことにも関わるので説明しませんが、実際の大人の恋愛っていうのは、こういうものである。
というような、1つの解答例を示している作品だと思います。
有り体に言えば、カラダで始まる恋とかですね。
本作は、カラダで始まる恋ではないものの、ハッキリとさせなきゃいけない部分があったのに手が出ていましたから。
そういう部分がイヤじゃないのであれば、気に入る作品だと私は感じました。
まとめ
映画もやっていたそうなのですね。
私は、あんまり知らなかったですけれど。
だって、オダギリジョーが主演を務めていたのを調べて知ったくらいですもん。
評価としてはそこそこ、という感じだったみたいです。
機会があれば見てみるのもいい・・・かも?
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