「暁のARIA」のあらすじとネタバレです。
感想も載せてあります。
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「暁のARIA」のあらすじ
大正時代に東京音楽学校の予科を受験し、合格した海原ありあ。
夢は、海の向うに行きピアニストとして活躍すること。
しかし、彼女は同じ学校に受かった亜耶子から低俗なイジメを受けたりもする。
そのイジメの最中に2人きりになった白雪との恋、そして別れを通じ大きく成長していく。
ネタバレ
実は、ありあは妾の子というようになっています。
だけど・・・というような話が展開されていくんですよね。
本編は、白雪先生と恋に落ちたりするような場面もあるのですが、白雪先生って既婚者なんですよね。
ただ、作中では時代の流行病が彼を襲ってしまうのです。
さらに、大変なことにありあは昔に誘拐されていたました。
そこで、受けた古傷の影響が徐々に影響してきてしまいます。
白雪先生が愛した才能は、傷が原因で羽ばたけなくなるのですが、もう1つありあには才能があったのです。
夏王に聞かせていた「声」でした。
ありあは、この声を武器にして新たな世界へと踏み出していきます。
それと共に、ありあは自分自身の出生を知り、そして新たな恋も知ることに。
ありあが強く成長していく姿は、読者の心を強く掴んで離しません。
ありあの成長していく姿の詳細は、本編に目を通して確かめてみてください。
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感想について
さて、ビックリしたのが「暁のARIA」の1巻の初版は2006年だったこと。
いやいや、絵柄的にもっと20~30年くらい古いかと思ってしまいましたよ。
しかし、このピアニストを目指すっていう話は、同じような作品が沢山ありますけれど、どれも皆熱い。
あとは、やはりお約束としてはライバル的位置にいる亜耶子のイジメなども定番中の定番。
それに負けじと意地を見せるありあもいいですね~。
こういうスポ根にも似た展開は、グッと心に来るので大好きです。
また、ありあ自身が強い子であることも作品がスカッとしている部分。
イジメをはじめとした嫌がらせや、出会いと別れ、そして自分自身の出生に関しても全てを受け止めていきます。
強い女の子は、見ていて気分がイイものですね。
ただ、作品の特徴として1部、2部、3部というような別れ方をしており、時間の飛び方が結構激しいのが難点かな、と思う部分もありました。
まとめ
大正時代の雰囲気が好きであれば、損はしない作品だと思います。
また、時間経過をしていくため、飛び飛びで読むと作品の内容がボケてしまいます。
1巻~14巻ですので、読む際は時間に余裕がある時にしましょう。
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