「トライボロジー」のネタバレです。
感想も載せてあります。
別の巻のネタバレなどに関しては、コチラからどうぞ。
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「トライボロジー」のあらすじ
“赤く灼けた金属”にときめく野瀬ひなつは、生鋳込みを見たくてソッチ系の大学に入ったものの、期待はずれの大学生活を送っていた。
研究室配属の4年生になる直前、ひなつは鋳込みをしていた院生・守屋にときめきを感じ、彼を追って研究室を選ぶ。
ひなつが本当に守屋を好きなのか分からない状態のまま、研究室内は守屋をめぐって女装男子・後岡や先輩の白長谷、さらにはカメのひとみちゃんまで出てきて、混迷を極める!!
詳しいネタバレ
颯大工学部化学物質工学科マテリアル化学コース選択というガチのリケジョ(理系女子)が主人公。
生鋳込みを見たいという志望動機に加え、学部内男女比20:1=「モテ」を期待して入学したが、同じ実験班の男子とすら打ち解けられない。
そんな主人公・野瀬ひなつが、初めてときめきを覚えた相手は院生・守屋。
しかし、守屋が鋳込みをしてるときにときめいた為、生で見た鋳込みにときめいたのか、守屋自身にときめいたのか判然としない。
そして待ちに待った研究室初顔合わせの日、守屋に「バカな上にやる気の無いヤツ」と思われた!?
二人の誤解の日々を解いたのは女装男子後岡くんであった。
ひなつが男子だらけの研究室で唯一話しやすいのは、研究室に来た途端女装を始めるようになった同学年の後岡くんだったのだが、彼もどうやら守屋先輩狙いのようで!?
さらに、他の研究室の腐女子ドクター・影山の乱入&妄言により、同じ研究室の先輩・白長谷と守屋の同棲疑惑まで浮上!?
その上、守屋の彼女「ひとみさん」の存在が発覚。
「ひとみさん」が実はミドリガメの事だと知ってひなつがホッとしたのも束の間、「ひとみさん」に関して守屋と白長谷が意味深な会話をしているのだった・・・。
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感想について
絵は可愛い女の子が可愛く描かれていて、超好み!
私は文系だったので、このマンガで描かれているような理系学部のお話は新鮮に感じました。
ひなつと守屋の共通項は「金属が融かされてドロドロの赤い液体になって、流れていくさまに興奮する」・・・ヘンタイちっく(笑)なところ。
本気で研究したり、追求したりしてる人の感覚はホント独特過ぎて面白いです。
同作者の別作品については、コチラからどうぞ。
まとめ
ありそうでなかった、ガチの理系女子=リケジョの恋バナ。
研究室の男たちは、女装あり、半同棲?あり、亀とのチューあり・・・と超自由!
絵が少女漫画らしくほわほわとして可愛らしいのですが、描かれてる人達は主人公含め変人多し(笑)
お話のテンポは非常に良く、特殊な世界が舞台の割には読みやすいです。
ときめきポイントがずれている主人公・野瀬ひなつの恋の行方は一体どうなるのかが気になるポイントでしょうね!
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