「アオハライド」最終回のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「アオハライド」最終回のネタバレ
最終話についてだけお話しするなら、馬渕から田中と洸の名字が代わり、綺麗な笑みを浮かべるあの素敵なスマイル!
物事の整理がついて、スッキリしたこともあるのでしょう、私はその笑顔にキュンと来てしまいました。というか、涙を滝のように流しながら逝ってしまうかと思いました……。
お兄さんも洸と同じ高校の教師をしていて、彼もまた、天然イケメンキャラということで、ポイントが高かったです。
ブラコンもかいまみえた気もするのですが、そこも天然イケメンキャラだからこそ、可愛いと思ってしまいます。
悩みを抱える高校生に、手を差しのべてくれるのは、大人であったり、影ながらの家族であったり、それから、長い付き合いの友達だったり。
青春が織り成すこの感動作に、キュンとする要素がカップルでなくても、焦れったい気持ちやキャラクターの仕草。
それだけでも、キュンと来るのは少女漫画ではマイノリティーかもしれませんね。(決して悪い意味ではありません!)
カップルのイチャイチャよりも、今持つ悩みに、一人ではなく、周りに支えられながら立ち向かう、そんな人間関係の大切さも教えてくれる話になっています。
諸事情により感情の起伏が薄くなったとしても、洸の薄い表情は元からというのも相まっているのかなと、見ていて感じました。
笑いたいときに、泣きたいときに、自由に感情を表に出していいことを、誰かに認めてもらわなければ、感情すらも出せないような、儚い印象をも与えてくれ、洸のイメージが最終話でも分かるようになっていました。
そして、それが崩れて希に見られる自然な笑みには、誰もが心をうたれると断言できます!
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感想とまとめ
「アオハライド」という少女漫画、カップルのイチャチャが見られるのは、ほんのわずかばかりです。
それでも絶大な人気を誇っているのは、紛れもなく、この内容の濃いストーリー性にあると思います。
家族愛、友情、大人との人間関係、ストレス社会と謡われる現代の私たちに提示しているような、そんな涙なしでは語れない最終話。
人が素直になるとき、必ずその人のそばに誰かいて、支えてくれる人がいる。それが、女の子であれば尚更、心を惹かれていくもの。
そこで生まれる「恋心」には、確かなる信頼があるはずです。
洸をずっと支えてきた、よく笑う彼女に。
最終話の一番最後のシーン。どことは言いません。(いや、冒頭で言ってしまったような……?)
最後の最後までハラハラさせてくれるあのシーン全てが必見です!
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