「青夏」のあらすじとネタバレです。
感想も載せてあります。
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「青夏」のあらすじ
彼氏との運命の出会いを信じる船見理緒は「モテ校」と呼ばれる高校に通う一年生。
友人に連れてこられた合コンで「運命の出会い」について笑われ落ち込んでいた。
そんな折、弟と共に夏休みの間じゅうずっと田舎のおばあちゃん家に行くことになった理緒。
そこで酒屋「泉屋」の息子・泉吟蔵と運命的な出会いを果たした!と思ったが・・・成瀬そばの孫娘と知った途端、吟蔵の態度が豹変!?
「あんた・・・成瀬のばあちゃんほっぽってる奴?最悪だな」
二人の間で、なぜかおばあちゃん(の世話)をめぐるバトルが勃発してしまう。
やっと誤解が解けた矢先、今度は吟蔵の「未来の嫁」が現れて・・・!!?
詳しいネタバレ
運命の出会いを信じる夢見がちなふわふわ女子高生かと思いきや、虫大好き!魚平気!な主人公・理緒。
イナゴの佃煮だって平気っていうかむしろ大好物!
東京に住んでるはずなのに、都会っぽさがない(笑)。
むしろ田舎の子なんじゃないかと思われるスペック。
でも、考えなしに家を飛び出して、コンビニを探し山で迷子になっている辺りは都会人。
逆に村の子である吟蔵がイナゴの佃煮が食べれなかったり、吟蔵の未来の嫁(?)・万里香が川で泳げず溺れたり・・・田舎育ちを疑いたくなる人達である。
そんな彼らが夏の田舎を舞台に繰り広げる、眩しすぎる青春ラブコメディーとなっている。
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感想について
初めは悪印象をもっていた相手が何か事件をきっかけに印象が変わって、恋愛対象となった途端、恋のライバルが出現する・・・というまさに王道の少女漫画。
ただ、舞台が田舎であり、吟蔵や万里香は多分一生ここに住むことになるけど、理緒はよそ者で夏休みの間しかいないという点で、恋愛としては不利になりそうな予感。
大人になってしまった自分にはこういうキラキラの夏休みは眩しすぎ、ちょっと羨ましい。
それにしても少女漫画に出てくる弟が大概、姉の良き理解者だけど、勉強し過ぎてちょっとおかしい子なのは何故だろう?
まとめ
青春ラブコメディーといえば『隣のあたし』『スプラウト』の南波あつこ先生。
少女漫画らしいかわいい絵で、恋する女の子のドキドキ感を描き出してくれる。
今回の『青夏』も王道の青春ラブストーリーとなっている。
田舎で理緒は吟蔵と運命の出会いを果たしたはずが、吟蔵には幼なじみで許嫁の万里香がいた!?
ソッチの方が運命っぽいと落ち込む理緒だったが、吟蔵への想いは加速していくばかり。
運命なんかあたしが自分で作る!
意気込む理緒の夏は始まったばかり。
さあこの恋はどうなるの???(ドキドキ)
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