「明日の3600秒」ネタバレです。
感想も載せてあります。
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『明日の3600秒』の内容ネタバレ。
この物語の主人公は、高校二年生の織部夏帆。
性格は、明るく好奇心旺盛。
どこにでもいるような普通の女の子です。
物語の始まりは、夏帆たちが高校生の最大イベント、京都への修学旅行に赴くところから。
班での自由行動時間中、夏帆は風に煽られてきた立ち入り禁止のテープに好奇心を擽られ、単独行動を始めます。
一人探索を始めた夏帆は、鬱蒼とした森の中で古い祠を発見しました。
そして、その祠との出会いが、後の夏帆の生活を変えてしまうことになるのです。
どこにでもいるような普通の女の子だった夏帆。
しかし、修学旅行から帰った後、夏帆は不思議な力を手に入れていました。
それは、1時間だけ過去に戻れるという「タイムリープ」の力です。
突然手に入れてしまった力に戸惑う夏帆。
しかも、そのタイムリープのことを、偶然同じクラスの茅野圭一に知られ、写真を撮られてしまうのです。
茅野は、ちょっと不良な噂のある男子で、授業はサボるくせに成績は良く、無愛想で誰ともつるまない一匹狼と評判です。
そんな茅野に知られて最初は動揺していた夏帆ですが、茅野はタイムリープする夏帆の手助けをしてくれたり、相談に乗ってくれるようになります。
茅野の不器用な優しさと頼りがいに触れるうち、夏帆も次第に茅野を意識するようになっていきます。
また、素直で一生懸命な夏帆に対し、茅野は振り回されながらも無自覚な気持を抱き始めます。
しかし、夏帆と茅野が共有する秘密を、生徒会長の柊に見られてしまうのです。
何とか誤魔化した夏帆と茅野ですが、柊を警戒した茅野は夏帆に釘を刺します。
けれど、何かと夏帆にちょっかいをかけてくる柊。
夏帆の無防備ぶりにヤキモキしてしまう茅野。
今後、この3人はどうなっていくのか。
そして、タイムリープの力の謎は解けるのか。
詳しい話の内容は、ぜひ本編を覗いて確かめてみてください。
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『明日の3600秒』を読んだ感想。
普通の女子高生が、タイムリープという不思議な力を手に入れるというお話。
因みに、1時間などの短い時間のタイムスリップのことを、「タイムリープ」と言うのだそうです。
タイムリープという不思議な力が絡んでくるので、最初はファンタジーやSF色が濃いものなのかと読み始めていましたが、本作は恋愛ものです。
確かに、不思議な力によってストーリーは進んでいきますが、夏帆と茅野が秘密を共有することでより仲が深まり、段々と距離を縮めていく様は正に恋愛ものの王道。
何だかんだ言いつつ、不器用な優しさで夏帆を支える茅野に胸キュンです。
茅野は無自覚のようですが、夏帆に対するその態度や言動だけで、読んでいるこちらの方が茅野の恋心を自覚してドキドキしてしまいます。
また、柊という新たな男の子が出てきたことで、2人の関係や気持ちなどに変化が見られ、今後のラブ展開がどうなっていくのかがとても気になります。
このまま夏帆を争い、茅野と柊の恋のバトルが繰り広げられていくのか。
柊くんも、単なる噛ませ犬というには勿体ないイケメンですし、何より夏帆に対しての好意は間違いないような気もします。
今後の展開は、この柊くんの動き次第で大きく変わってくるかもしれません。
何より、紺野先生の描く女の子は可愛く、男の子は皆とてもカッコ良いです。
お陰でドキドキしたり胸キュンしたりと、どっぷり少女マンガに浸れます。
助けてもらううちに茅野を好きになった夏帆。
自覚はないけれど、夏帆に対して独占欲を見せる茅野。
初めて心から素直に付き合える夏帆という存在に出会えた柊。
この3人の関係はどうなっていくのか。
そして、夏帆のタイムリープの力の謎は解けていくのか。
まとめ
紺野りさ先生の『明日の3600秒』は、2016年4月26日に2巻が発売されました。
3巻は、2016年11月26日発売予定だそうです。
また、月刊誌「ベツコミ」にても連載中。
続きが気になる方は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
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