「シックスハーフ」最終回のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「シックスハーフ」最終回のネタバレ
詩織たち3兄弟の元から母親が去ります。
これで、ある意味では一件落着なんですが、そうもいきません。
残っている問題は詩織と明夫の恋の結末。
詩織の決意はきまっていました。
自分は妹に徹して生きることである、と。
兄である「あーちゃん」に迷惑をかける訳にはいかないから。
そして、明夫(あーちゃん)は、詩織が開と順調なままだと思っていたのも、詩織の決意に拍車を掛ける形に。
さて、そんな詩織ですが自分の不安定な部分を活かすことができる芝居に精を出していました。
その御蔭か、役者の道に進んでいる詩織はすごく順調。
しかし、この順調な状況に水を差してきたのが事務所の社長で、東京に寮生活を強要してきたんですよね。
アイドルでも無いのになぁ、と思うのですが、手元で管理してリスクを軽減させたい社長の気持ちもわからなくはありません。
詩織の卒業式の日。
明夫が1つ詩織に言っておきたいことがあるので、会いたいと言うんですよ、電話で。
そこから、もう明夫の独白タイムが開始。
そして、明夫の後ろには・・・!?
明夫が詩織に対して、自分の心の内をさらけ出したシーン。
なぜ、そのような事を詩織に伝えようと思ったのか。
詳しい話の流れについては、ぜひ本編で確かめてみてください。
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感想について
感動のゴールですよゴール!
特に、明夫が電話越しに詩織への気持ちを吐露しているシーンは絶筆しちゃいたいくらい。
文字として私が残すよりも、作品のシーンで見る方が良いよっ!
というように力説したいくらいです。
いや、していますね、これ。
あのシーンは、良いですよ、本当に。
遠くを見つつ、話している明夫の横顔が軽く笑っているのが、またグッと私の心を掴んで離さなかったんですよ。
どこか悟っていた感じの雰囲気だったんですけれど、その後の不意打ち。
あれが、またたまらんっ!
さて、話はラストに変わって、詩織、明夫、真歩と出てくるのですが、その時の真歩が良いこと言うんです。
本当に君は12歳なのかっ!?と思わざるを得ません。
でも、確かに真歩が言う通りちょっと複雑が、さらに複雑になったところで家族自体には代わりがありませんので、真歩にはそれで良いのかもしれません。
結局、2人が変わらず、そしてそこに真歩がいれば十分なのでしょう。
きっと、これからもこの3人の家族の縁は、絶対に切れる事はないでしょうしね。
うちの家族とは大違いだなっ!
あ、そうそう。
11巻のラストは、これだけじゃないんでした。
2年後の彼らのお話も収録されていますよー。
そちらも必見ですよー。
まとめ
本作の読了感は良いですねぇ~。
何度でも味わいたくなってしまう甘美なものでした。
こういう綺麗に終わってくれる作品が、もっと読みたいなと思わせてくれる良き作品でしたね。
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