「プライベートタイムズ」最終回のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「プライベートタイムズ」最終回のネタバレ
皆で夏休みの最後をパーッと騒いだりしていました。
だけど、周りは大学生とかばかりなわけで、まだまだ夏休み中。
一人だけ、高校に通うことになっていることに、どこか満たされない青葉。
しかも、未だに日向にキスされたことを頭の中で整理できずにいました。
そんな煮詰まらない日を送る度に、何をしていたら自分は楽しいのだろうか。
何をしていたら自分はイキイキとしていられるのだろうか、ということを次第に考え始めたのでした。
そこで、青葉の中に1つ浮かんだのが芸能界への復帰。
そして、さらに言えばプライベートタイムズを抜けること。
抜けられるのか、と考えた時に1つ理由が思い浮かびます。
日向との『キス』でした。
プライベートタイムズは「恋愛禁止」という条件がありましたね。
つまり、日向とキスしたことを条件として恋愛を行ってしまっていた。
そうすれば、サークルも辞められる、という理由です。
青葉は、実際にこのサークルを辞め、芸能界に復帰を固めたのでした。
しかし、青葉の行動に納得がいかないのか、日向と言い争いに。
青葉と日向が何を言い争っていたのか。
どうしてツマラナイと感じた芸能界に復帰をする決意をしたのか。
それらの詳しい話の流れについては、ぜひ本編を覗いてみてください。
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結末の感想について
消化不良っていうのがよく似合うかな、と。
きっと、まだ続きのプロットはあったと思うんですよね。
ただ、そこまで人気が出なかったのか。
それとも、作者自身がギブアップしてしまったのか。
どちらかは、分かりませんが少々物足りなさを感じざる得ません。
とはいえ、きちんと終わり方についてはまとめていますし、「俺達の戦いはこれからだ!」エンドじゃないのは、評価すべきでしょう。
だけど、主人公の青葉には共感出来るかと聞かれたら、出来ませんね。
毎日を退屈に過ごしているのは分かりますが、約束を破る部分とかは共感できませんね。
多分、作者が考えた読者の共感ポイントがズレていたのではないかなーと思います。
そのため、キャラクター造形に関しては、ちょっと失敗した感じが強い作品でした。
「プライベートタイムズ」というサークルの設定は、そこそこ良かったと思うんですけれどね。
大学生の中に女子高生が交じるっていうのも、現実ではほぼあり得ない状況ですから。
もう少し、力があったりしたら・・・と思う惜しい作品です。
まとめ
でも、サークルの人間関係でこわ~い部分も描かれているので、そういうのが好きな人は一読する価値あり。
女同士の争いはいつだって怖いものです。
あー、怖や怖や。
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