「ふれなばおちん」ラストのネタバレです。
夏と龍が犯してきた不倫の結末について載せてあります。
その他に関しては、コチラからどうぞ。
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「ふれなばおちん」最後のネタバレ
夏と龍は一線を超えたのか、という話をしましょう。
端的に言うと一線は超えていません。
超えそうにはなりました。
準備もしていました。
でも、夫と娘に勘付かれていたのです。
もし、家族が気付いていないふり、もしくは全く気付いていない場合は、夏は龍の下へ駆け出していたでしょうね。
最初で最後の1回きりという条件や、決意を胸にして。
ただ、電話の発信履歴とかを消していないので、結構不用心。
一応メールの内容くらいは消したでしょうが、気付かれたらアウトでしたね。
さて、龍の方はというと一発ヤる気満々でした。
ホテルも部屋を取っており、さらに夏からOKの返事をもらっていましたので。
男としてゴールをお預けされてしまった形です。
以降、彼らのやり取りはなくなります。
夏は家族がいますし、夫と娘の勘付きがありますから。
また、みどりの機転でなんとか色々とごまかしたりしており、夫も多分今後は聞いてこなさそうな感じが漂っていました。
では、肝心のラストはというと・・・。
衝撃的というか、そうやって無くしてしまうのは、どうなのかっていうラストです。
龍の身にとある事が起きるのですが、それがきちんと明示されていません。
しかも、これが2ページで唐突に示されてしまうんですよね。
読んでいて、うんうん、と頷いてたら「!!?!???」となる感じです。
もう言葉にならないくらいですよ、あの衝撃は。
察しのいい方であれば、11巻の表紙で夏が抱えている大量の花束で察してしまうでしょう。
一体龍の身に何が起きたのか。
夏が最後に語った台詞とは。
詳しい話の内容に関しては、ぜひ本編を覗いてみてください。
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ラストのオチについて
あーうん、と思ってしまいましたよね。
確かにリアルな話をすると、龍の最後のシーンて言うのは、いつでも有り得る話なんです。
ただ、それを漫画で描写してしまっていいのか。
という話になると、私はダメだと思っています。
それは、読者に対してぶん投げた形になりますし、作者が物語をきちんと〆ることを放棄したと思われても仕方ありません。
確かに、ラストの結末の終わり方は人の心に残る終わり方をするでしょう。
ただ、私達読者側は神の視点で物語を楽しんでいるわけで、夏になりきって読める人って少ないはずです。
なのに、ラストで彼ら2人に対する悲しい仕打ちは、私としては落胆以外の感情を述べることが不可能でした。
少なくとも、夏と龍が胸に抱いているものを仄かに暗示する程度で良かった。
そのように私は考えています。
まとめ
ドラマ化も今年しているので、どうやって描かれるのかなーって気にはなります。
主演が長谷川京子さんですしね。
ラストの展開を変えるのか。
それとも原作通り+少し改変してくれるのか。
もし、後者だとしたら文庫版とかで再編集する時に加筆して欲しいと思います。
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