「逃げるは恥だが役に立つ」のあらすじとネタバレです。
感想も載せてあります。
その他の巻に関するネタバレなどは、コチラからどうぞ。
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「逃げるは恥だが役に立つ」のあらすじ
せっかく良い大学院まで出たものの、臨床心理士ということで職に活かすのが難しく、内定を貰えず派遣切りを経験し、無職を決め込んでいたみくり。
そんな無職のみくりに父親が会社の部下である津崎平匡の週1の家政婦としての仕事を持ってくる。
だが、これも長くは続かず。
実は父が昔に言っていた田舎暮らしをしたい、というのは嘘じゃなくて、そのために引っ越すことに!
田舎に行くのが乗り気ではないみくりは、途方に暮れ平匡に相談。
そこで、みくりと平匡はある契約を交わすのでした。
その内容は「就職としての結婚」という内容。
こうして2人は晴れて、仮初の夫婦として暮らすこととなったのだった。
詳しいネタバレに関して
あらすじの通り、家政婦として平匡の元で働いていたみくりが契約をして妻のような家政婦として住み込みで働くお話。
その中で、夫婦のあり方、人との付き合い方などを時に鋭く、時に優しく表現して描かれていきます。
また、途中でみくりがシェアされる!なんていうような話や、みくりを可愛がる叔母・百合ちゃんに契約夫婦の事がバレてしまったり。
色々と大変な中で、2人が着実にスキンシップを取って仲を深めていく様子は、非常に微笑ましく感じます。
加えて、最初の頃のみくりと平匡のビジネスライクな会話は、その場にいたら確実に同席者たちと同じように思ってしまうでしょうね。
家族とは何か。
帰ったら人がいる暖かさ。
そして、契約だった2人の関係が徐々に変わっていく様。
みくりと平匡がどうやって距離を縮めていくかは、ぜひ本編を覗いて確かめてみてください。
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感想について
私は1巻の無料試し読みから読み始めたんですけれど、正直言って「なにこれ超面白いじゃん」という感覚に襲われました。
契約妻っていう設定が良いですよね。
事実婚に関しての知識を1つ得られた点も私としては、この本を読んで良かった、と思った点です。
恋物語のように思えますが、やっていることは意外と仕事の形で事が進んでいくので、凄く共感しやすいポイントだらけ。
特に、初めて同棲をするっていう人は、この作品を読んでおくと良いと思います。
お互いのテリトリーの決め方とかは、絶対に参考になるでしょう。
そして、何よりも共感できたのが、帰った時に部屋に明かりが付いていて、ご飯が一緒に食べられる状況にあることはいいことだ、ということ。
私も一人暮らしが長くて、自由は自由なんですけれど、やっぱり時折寂しく感じるんですよね。
夜遅くに帰って、パチッと電気をつける。
あの物悲しさったらありゃしません。
そう考えると、やっぱり結婚とか同棲とか大変ですけれど、良い物なんだろうなーと思います。
昔、しばらく友達とルームシェアしていたのを懐かしく思い出して懐かしい感傷に浸ってしまいました。
まとめ
女性ならずとも男性にもオススメできる漫画ですね。
エロい部分は一切ありませんし、物語も間延びせずテンポよく進んでいきます。
この記事を書いた当時は既刊7巻まで出ているので、暇つぶしには持って来いの巻数。
ぜひ、手にとってみてください。
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