「光とともに(漫画)」結末のネタバレについてです。
そして、感想についても触れてあります。
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「光とともに(漫画)」結末のネタバレについて
まず、作品自体は当時では未完となっています。
理由は、作者の戸部けいこさんが鬼籍に入られたからです。
そのため、全15巻+特別編があるのですが、実際にはこの15巻に載っている全てで終了となりました。
話の内容としては中学校編が続いており、29話と30話はネームの状態。
絵が入っておらず、どういう雰囲気かというくらいしか分からない形で単行本として挿入してあります。
話の内容としては、義母との確執や年の離れた妹の花音が同級生からからかわれたり。
からかわれたことが花音にとっては気に食わなく、同級生に思わず手をだしてしまったり、というような話が展開されていきます。
そして、2016年に親交のあった河崎芽衣さんが、残っていたネームを元にペンを入れて残っていた2話を描き起こしました。
描き起こした中には、義姉一家が帰ってきており、家族団らんの風景が描かれていて、15巻で残されていた希望が垣間見える形で締めくくられています。
構想であるネームから描き起こした29話と30話の詳しい内容に関しては、ぜひ本編を覗いて確かめてみてください。
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感想について
何と言ってもまずは河崎芽衣さんにお疲れ様でした、と言いたいですね。
15巻のあの残っている部分から、親交があったとはいえ人の作品を描き上げるのは、相当な苦労があったと思います。
でも、描き上げた内容は、確実に読んでいた読者に受け入れられる内容だと感じました。
それだけ力を込めて描いたことは、読めば容易に分かります。
加えて、モデル元の家族の人の話も掲載されており、現在のモデル元「あ~る」の事も少しだけ語られています。
語られている内容は、試し読みの部分でも読めるため、ぜひ読んで欲しいと思う一文ですね。
また、その次のページにある見開きのページが「光とともに」の全てを表していると言っても過言ではないと思っています。
特に、義母の表情に注目してみてください。
「ああ、この家族は幸せになるんだ」という感情が不思議と湧いてくることでしょう。
まとめ
本当はもっと長く続く予定だったのでしょうが、鬼籍に入られてしまっては仕方ありません。
それでも、親交のあった河崎芽衣さんが筆を取ってくれたお陰で完結しました。
今までは、1巻~15巻までの内容でしたが、これにて1巻~特別編の全16巻で完結。
もし、まだ特別編を手に取っていないのであれば、ぜひ手にとってみてください。
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