「正義の味方」の漫画のあらすじとネタバレです。
感想も載せてあります。
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「正義の味方」のあらすじ
女子高生の中田容子とその姉である槇子の日常を描いた作品。
物語としては、いくつかに分けられ○○編というような形でまとめられています。
槇子はエリート街道まっしぐらのキャリアウーマンですが、その正体は「1日1悪」をモットーにする超が付くほどの悪女。
それなのに、あることでトントン拍子に事が進み、見事結婚にまで漕ぎ着けてしまう。
そんな彼女たち2人が織りなす痛快コメディ作品。
詳しいネタバレについて
大まかな話の流れとしては、主に結婚後の話になっていきます。
姉の槇子が良い男と結婚して、新婚生活や新婚旅行、本性がバレて修羅場になったり、妊娠したり。
一方、妹の容子は姉に発破を掛けられ、受験勉強に打ち込んだりと様々な日常のお話が描かれていきます。
また、姉の槇子には子供も生まれたりするんですが、その教育のスパルタっぷりったらありゃしません。
加えて、得意の策略を働かせて実家を二世帯住宅にしちゃうんですよ。
そうなると、誰が特をしないかって言うと容子なんです。
槇子の子供、つまり甥っ子の面倒を見させられることに。
だけど、高校で振られた以来の春がやってきそうな予感を感じさせたりと、容子も大変ながら楽しそうな日々を送れる予感がしています。
詳しい話の流れについては、ぜひ本編を覗いて確かめてみてください。
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感想について
うわぁ・・・と思うかもしれませんが、槇子の行動が結果として周囲を救ったりするのも面白いところ。
槇子自身は誰かを救おうなんて思っても居ないのですが、結果的に助けることになるので、意外と人望が集まっちゃうんですよね。
加えて、槇子がムカッとする相手は、現実でいれば誰でもムカッとするような相手ばかり。
そのため、読んでいても不快にならないし、むしろ読者の私達でさえスカッとしてしまいます。
しかし、その分は誰かが貧乏クジを引いているわけで・・・。
その最たる例が妹の容子なんですよ。
可哀想ですけれど作品の性質上、彼女には生贄になってもらうしかありません。
読んでて思うのは、やっぱり自分に正直な行き方をしている人は、どういった生き方であれ楽しいんだろうなーということ。
周りの顔を伺ってばかりの生き方だと、どこかで息苦しさを感じてしまいます。
実際に、息苦しさを私も感じているわけで。
もし、槇子並とはいきませんが、そこそこ正直に物が言え、そこそこ自分に正直になれたら、きっと楽しいんでしょうね。
読んでいて、明日から少し正直になってみようかな、と思いました。
まとめ
槇子を見習うのは良いですが、模倣するのは止めましょう!
確実に自分の居場所が無くなっちゃいますからね。
読み終わる毎にスカッとした気分にさせてくれるので、詰まった時や塞ぎこんだ時に手に取ると元気が貰える作品です。
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