「40歳ですが、なにか?」のネタバレです。
感想も載せていあります。
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「40歳ですが、なにか?」のネタバレ
内容としては40歳独身の社会人女性の生きにくさや悩みというのを描いています。
例えば、最初から職場では邪魔者というか、センスが悪いって陰口的に言われてしまうんですよ。
40歳にもなると、世代の感覚のズレっていうのが生まれてしまって、デザインにもそれが反映されてしまいます。
さらに、年齢が年齢のため温泉宿に1人で行け、とか言われてしまうのです。
しかも、お前腰痛だろ、という理由を付けられて。
そんな落ち込んだ気分に追い打ちをかけるが如く、彼氏が浮気で25歳の子を孕ませるんです。
自分は5年間も・・・という恨みつらみもありますが、もう次の日が仕事なので割りきって仕事へ。
働く女性は世知辛い。
そして、その帰り道の「結婚したくないわけじゃない」という彼女の心の声が胸に刺さります。
そんな40歳独身OLの日常が描かれるのですが、中々心にザクザクと刺さる刺さる。
詳しい話の内容は、ぜひ本編の単行本を覗いて確かめてみてください。
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感想について
40歳の女性と話す機会って結構多いんですよ。
そこで皆言うのが、40歳になるまであっという間だよ、と。
世の中、35歳までに結婚できないと覚悟は決めておけって脅してくるんですよね。
実際、性格とか凄く良い人でも仕事に打ち込みすぎた人で結婚できない人をそこそこ見てきたから、だとか。
それを私に当てはめないで、と言ったのですがおばちゃんパワーが凄くて言い返せませんでした。
さて、真面目な感想に移ると40歳じゃなくても、今の世の中で働く男女問わずに共通する話かな、と感じました。
独身も悪くないものなんですよ、本当に。
食っていけるだけのお金があるのであれば、老後のお金を貯めこんでおけばいい。
加えて、お金の管理は自分で自己管理できるから、好きなように使えるし。
メリットだらけなんですよね。
でも、一方で心がどこか満たされなかったり、ふと寂しさに襲われてしまったりする。
その寂しさを埋めてくれるのは、恋人だったり、他人であったり。
だから、婚活とかが流行ったりしているわけですよ。
どれだけサクラが混じっているかは知りませんがね。
ただ、本作の場合は出会いもあり、その先も展望が見えるような形になっているので、希望を持たせてくれるお話だとは思います。
現実は彼女のように甘い展開は薄いですけれど、行動を起こさなければ何も始まらない。
まずは、やってみようぜ!というような気にさせてくれる作品でした。
まとめ
40歳ってなると人生も折り返しですもんね。
私も、そう遠くないので人生設計を少しずつ修正していかねばなりません。
先んずは、そろそろ結婚相手を見つけたい、というところからでしょうか。
頑張って、私も婚活しよっ!
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