「これからはじまる恋をおしえて」最終回の結末のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「これからはじまる恋をおしえて」最終回の結末のネタバレ
辻堂先輩から突然の告白を受ける晶。
きっぱりと断るものの、「だから好きなんだ」なんて言う風に笑いながら答えられます。
これでは、真面目に告白しているのかも分かりませんね。
さて、この最終回に向けては、きちんとした夫婦になるための考え方が描かれていきます。
所謂「マリッジブルー」というやつですね。
結婚に対しての不安や怖れ、環境の変化。
女性ならずとも男性も掛かると言われるアレです。
アレで幾人ものカップルが結婚前に、結婚を解消して問題になるのは、テレビ・雑誌・ドラマならず現実でも同じこと。
晶も同じように、マリッジブルーに陥ってしまったのでした。
陥った原因というのが嶋との「結婚に対しての温度」だったのです。
これを解決するのが「子供」なんですよね。
晶が子供を預かったことで結婚し、本当の家族になる絵が晶の中でイメージされたのでした。
そこからは、トントン拍子なものですよ。
その時に、粋の良い演出も挟まります。
これは必見ですよ。
詳しい話の内容については、ぜひ単行本を覗いて確かめてみてください。
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感想について
最終回に向けては、ネタバレにも書いた通りトントン拍子で進んでいきます。
老い先短い祖母のために、という偽装がいつしか本物へ。
物語的にはベタですけれども、丁寧に描写されれば文句も出ません。
それ以上に、一体辻堂先輩は何がしたいのだろう、と思わざる得ませんでしたけどね!
作者としても手に負えなかったのかもなぁ、と思わされます。
1巻から登場しているものの、当て馬的にガッツリと晶に来るわけでもなく。
かといって、身を引くわけでもなく。
寝取りをしろとか言っているわけじゃなくて、絡ませるなら絡ませるで何か一山くらい入れても良いんじゃないかな、と感じました。
さて、結婚に関してですが、私の周りで結婚した人も晶と同じように感じていたそうです。
やっぱり、家族になるには結婚後のイメージが湧かないといけない、と。
イメージが湧かない人と結婚すると、後に大変なことになると脅しのように力説されましたね。
でも、確かに晶がマリッジブルーに陥ったのも分かる気がします。
だって、嶋ですもんね。
今まで同棲していたとはいえ、本物の家族になったらって考えると「んー?」という気持ちが湧くのも無理はありません。
そう考えれば、偽装結婚&同棲をしていた晶のマリッジブルーというのは、理解できる気もしなくはないです。
とはいえ、最終的には幸せになったのですから、それはそれで良しでしょう!
まとめ
最初から最後まで幸せな物語を求める人にはオススメの作品ですね。
全4巻と簡潔にまとまっているため、スキマ時間などで読めるのも良いところ。
通勤、通学問わず時間がある時に1話毎に読んでいくと良いんじゃないでしょうか。
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