「ヒロイン失格(漫画)」最終回のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「ヒロイン失格」最終回のネタバレ
三者三様ならぬ、四者四様の状況。
はとりは利太を思うものの、廣祐とやり直したりっていう展開が挟まります。
一方、利太は未帆のビッチ具合をどうにかしようっていう責任感から、ふらふらし続けていました。
廣祐に言われてはとりも廣祐に傾くのですが、心の内側というのは幼馴染の利太に傾いているわけです。
そうなると、廣祐の報われなさっぷりが目立ってきます。
はとりの心の内側とかの描写が、より報われなさっぷりを加速させていきます。
利太と未帆の方はというと、未帆のビッチ具合が少しだけ改善・・・した形。
改善というものの、利太のしつこさに根負けした形で、一応男絶ちって感じですね。
多分、大学生か社会人ですぐに元に戻りそうなレベルです。
残っているのは、はとりと廣祐と利太。
結末としては、どうなるかっていうのは、何となく廣祐が「報われない」と書いていることがから察してもらえるでしょう。
はとりと利太がどういうようなくっつき方をしたのか。
このシーンは、80年代後半~90年代前半にかけて放映されていた月9などに通じるものがありますね。
現実じゃ恥ずかしくてできないよー、というものです。
そんな恥ずかしいラストシーンの詳細は、ぜひ単行本を覗いて確かめてみてください。
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感想について
それぞれの状況を見ても、どいつもこいつもフラフラしすぎじゃないか!と思いましたね。
未帆がビッチだったっているのかなー、とも感じましたし。
また、未帆への責任感を利太が感じる必要も無いですよね。
ビッチだったりヤリチンだったりっていうのは、その人の「性根」に当たるわけですから。
周りがなんと言おうとも、変わるためには本人の努力が無い限り無理ですもん。
ただ、これは大人の話なわけで、多感な高校生だと無理と分かっていてもやってしまうのでしょう。
多分、私自身がこのような考えになったのは、自分自身が年を食ったからなのかもしれませんね。
あんまり、年の話はしたくないですけれど・・・。
廣祐を見ていると、「君に届け」の三浦健人を思い出します。
健人もまた、廣祐同様に女の子に対してはフランクというか、ふらふらするような付き合い方でしたからね。
そういったキャラが、何かのキッカケで男らしく変わるっていうのは、私は好きです。
そのため、利太じゃなくても良いんじゃないかなー、と思っていたのが正直な気持ちでした。
まとめ
全10巻という形でまとめられていますが、内容としては7巻くらいでまとめられそうな雰囲気でしたね。
ただ、そのー10巻の表紙です・・・かね。
あんまり可愛くないってのが本音でした。
真正面向いて、両方の口角をニッと上げるだけじゃダメだったのだろうか。
そんな風に思わざる得ない表紙だったのが、心残りというところです。
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