「いつか咲く花」の結末のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「いつか咲く花」結末のネタバレ
というわけで、色々とあって春音は藤原家に身を寄せています。
そこで、何を考えているのかというと・・・。
お金稼ぎっ!
お金、お金、お金、と言いますが、小さい頃から(今も小さいけど)苦労しているので、仕方ありません。
稼ぐ額っていうのは決めていないのですけれど、とりあえず藤原家よりも大きい額を稼ぐっ!
お金、おっかねーと息巻いている春音は可愛いので必見。
そんな時に、藤原家にやってきたお客さんが。
お客さんの商売の話に対して、素直に耳を貸す春音。
表では可愛らしい顔をしていますが、裏ではこの人は続かない、と称します。
子供ながら才覚がありすぎです。
さて、お金の問題はいいのですが、春音と詩織(沙羅)はどうなるのかという話。
後味は悪いのですが、お互いに「欲しいもの」というのを手に入れた結末となっています。
ハッピーエンドか。
というように問われたらハッピーですし、バッドのようにも思えるエンディング。
しかし、先程も書いたように「お互いに欲しいもの」というのを手に入れました。
そのため、お金が関わる話としては、比較的ハッピーな部類に入る形です。
詳しい話の流れに関しては、ぜひ単行本を覗いて確かめてみてください。
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感想について
お金は偉大ですよ、ハイ。
金で買えない物があるって言いますが、無いと困るしあって困るものではありません。
だから、私はお金に固執するのは、悪いことじゃないと思っています。
また、お金にまつわるお話ということで、不動産に関する話などは、凄く勉強されたのだと思います。
漫画で不動産とか出てきても、サラッとした説明とかで終わることが多いですからね。
不動産の話は、知らなかったことだったので、タメになりました。
さて、本編の感想ですけれど、こんなもんでしょう、というのが正直な気持ち。
お腹を痛めて産んだ自分の子だとしても、憎いと思えば殺せますし、捨てられます。
事実、自分の子供を殺す親って沢山かは分かりませんが、存在していますよね?
動物で言えば、食べちゃったりする動物だっているんですから。
そのことに関して嫌悪感を抱いたのであれば間違ってないし、私のようにそれはそれ、これはこれ。
というように受け入れられるのであれば、それで良し。
ただ、私は子供がいるわけじゃないので、子供が生まれたら考え方は変わるかもしれません。
どれだけ汚れても、どれだけ打ちのめされても、子供のためなら・・・と行動を移せる人間へと変化している可能性もあります。
しかし、少なくとも今の私の考えは、こんなものだよね、世の中って。
という、感想ですね。
まとめ
全9巻とやや長め。
また、絵に関して色々とコメントがあるのを知っていますが、私としては問題なく読めました。
もっと酷い絵とかありましたしね。
例えば、ネーム状態で連載されていた、とか。
それに比べたら、余裕で読めますよ。
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