「オーバードライブ」漫画版最終回のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「オーバードライブ」漫画版最終回のネタバレ
ミコトを追う北原、純、ジョニー。
ミコトは足がぶっ壊れても良いと思う形で、延々とヒルスプリントで振り切ろうとします。
それこそ、いつ死んでも良い・・・というくらいに。
白熱したレースの展開は、終盤にさらにヒートアップ。
一体、誰が勝つのか。
ミコトは自転車から落ち、自転車を担いでも勝とうとするんです。
普通だったら、ここで息絶える感じなのでしょうが、ここは違いました。
実際に、賛否両論あったのですけれど、なんとかミコトが勝利を収めるんですね。
さて、そこから一気に時が飛んで10年という歳月が流れます。
ここがミソで、あるシーンと繋がっている形になるんです。
ほぼこの文章で「あー」あの部分か、と思うかもしれません。
よくある古典的な表現ですが、収まるところに収まった形。
さらに、それぞれの状況が描かれていたり・・・という感じです。
後日談に関しては、「おいっ!」と思わずツッコミを入れたくなる話となっています。
詳しい話の流れに関しては、ぜひ単行本を覗いて確かめてみてください。
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感想や結末について
ミコトが勝ったことに関しては、私は別に良いと思います。
私の主観的な見方になるのですが、スポーツ物に対して敗者の美学ばかりラストに求める人が多いんですよね。
スポーツは負けてこそ得るものがある。
それは、確かにその通りです。
しかし、勝ってこそ全てだ、というのが本当の気持ちです。
オーバードライブとは全く関係の無いスポーツですが、1位になるのと2位になるのじゃ全く違う。
1位になれなきゃ負けも同然だよ、と。
そんなことを言っていた選手もいました。
私は、その選手の事が一発で気に入りましたもん。
さて、そんな話は変わって絵についてです。
途中から絵の表現がガラリと変わりましたよね。
個人的には、後半の絵の方が迫力があって好きでした。
前半の丸みを帯びていた絵より、シャープな後半の絵の方が作者の気合の入りっぷりも違ったように見えましたからね。
デッサンとかの話になると狂った感じの部分もありますが、そこはご愛嬌ってことにしておきましょう。
こういうリアルというか、人物描写を実際の人間に近づける絵っていうのは好きです。
昔は目の大きくて、顔の形が~とか好みが激しかったのですが、今では全く逆になりました。
これも、私が年を取ったのと同時に、様々な漫画に触れてきたからなのかもしれませんね。
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まとめ
何となく、読み終わった後に自転車に乗りたくなります。
自分の限界まで漕いで漕いで漕いで、次の日は動けなくなりたくなるくらいに漕ぎたい。
実際、足より腰のほうが先にイってしまいますが・・・。
久しく漕いでないので、近々全力出してみようかなー。
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