「セキララにキス」2巻のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「セキララにキス」2巻のネタバレ
グループ課題のプレゼン当日となりました。
千歳を含むグループで意見を出し合った意見を元に、完成させたゆるキャラ「ゴ★リンリン」のお披露目です。
着るのはもちろん、千歳。
この時に、仮面は仮面でもこんな仮面って・・・と自問自答する千歳は可愛らしい。
同時に、掲載誌のデザートらしいギャグテイスト溢れる感じがひしひしと伝わります。
さて、このゆるキャラはかなりの大人気。
予想外の反応の良さでビックリですよ。
ただ、その時にふいに出た「あれヤバくない」という一言が千歳の心をえぐります。
過去のトラウマに怯える千歳ですが、そこを何とか乗り切らせたのが樹の応援でした。
そして、プレゼン終了の打ち上げやらなんやらで楽しみ、次のステージは文化祭へ。
ここで、千歳が樹へ猛アタックを仕掛けますが、あえなく撃沈。
その調子で外壁を埋めていけっ、と思いますが、しつこいと嫌われるので難しい所。
しかし、この出来事が大きな波乱を呼ぶことに。
同時に、樹の本心を覗かせないようにする一面にも遭遇してしまったのです。
もしかして、樹が千歳の仮面に気付いていたのは、自分自身も同族だったからなのかも。
そういった各々の事情が少しずつ絡み合っていっています。
文化祭の準備の時に、千歳を襲う不幸な出来事。
さらに、とある話では樹が赤面する場面も遂に登場!?
詳しい話の流れは、ぜひ単行本を覗いて確かめてみてください。
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感想について
2巻で千歳は仮面の大部分を徐々にですが、外し始めることができました。
特に、それは8話での千歳の姿に現れているでしょう。
文化祭関係で千歳がやらかしてしまって、色々とゴタゴタが起きちゃうんです。
そのことに関して、今までの千歳であれば上手く表面上どうにかできた、はず。
でも、樹と出会ったことで仮面の付け方を忘れたのか。
それとも、無理して仮面を付けなくていいことに気付いたのか、悩んでしまうんです。
この時に、叱咤激励するのが樹。
現実に、私達が人間関係で絶対最初に悩むことをスパッと斬ってくれます。
人間関係で悩んだ時は、この樹のセリフを思い出すと幸せになれるでしょう。
頭では分かっているんですが、いざ動こうとなると難しい話ですけれどね。
そして、何よりも本来の千歳の姿が徐々に表に出てきている点に注目すべきでしょう。
何故、どうして、というだけ自問自答するような主人公が少女漫画には多いです。
でも、千歳はその先にある相手の「理由」を聞こうと踏み込んだのでした。
本来はこっちの性格が千歳の性分なんだろう、と思わせてくれるシーン。
この時の千歳を見ていると、周りを引っ張り始めるのも時間の問題かもね、と感じさせてくれました。
このまま、ずーっと全力で前向きに、だけど人への配慮は忘れないで突っ走って欲しいと思います。
まとめ
感情を剥き出しにするって怖いことですけれど、大切なことなんですよね。
人とのぶつかり合い方が分からないと、大人になってから相当苦労しますから。
いや~青春って感じでいいなーって思っちゃいます。
恋愛もそうですが、友達とガチのぶつかり合いをして、仲直りするっていうのも青春ならではです。
大人になると、縁を切っちゃえばいいやってなっちゃいますからね。
う~ん、彼らの姿が眩しすぎて私の目が潰れそうだ(笑)
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