「ひるなかの流星」最終回のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「ひるなかの流星」最終回のネタバレ
最終回が含まれる12巻は、最終回っぽくないスタート。
海ですよ、海!
学生時代に誰もが青春として行くであろう、海。
水着姿をたっぷり堪能してください。
さて、そんな話は置いておき、終盤は過去の記憶からスタート。
馬村の小さいころの記憶です。
幼稚園の頃って女の子が苦手だったみたいなんですよ。
両親も不仲で、さらに母親は職場の上司と不倫の末に駆け落ち。
馬村の父親と幼い子供3人は途方に暮れてしまいます。
ここから、馬村の女嫌いがスタートしたのですが、すずめだけは何故か違った。
すずめだけは、自分のトラウマを掘り返さない感じだったのです。
一方、すずめは先生とのお話が進みます。
先生との恋は、すずめから終わらすことになるのでした。
でも、これは初恋。
すずめにとって、初めての、そして何よりも大切な思い出となる恋だった、とハッキリと先生に伝えます。
そして、あとは馬村の所へ行き、自分の気持ちを正直に伝えるだけ。
まるで、プロポーズに近い言葉を馬村に放つすずめ。
その時の2人の様子は必見ですよ!
賑やかな沖縄、先生との初恋、馬村への恋。
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感想について
完ッ!
こういう結末なのは、分かりきっていたことですね。
先生と生徒というよりも、歳の差カップル的な感じに見えたので、こうなるだろうなーと思っていました。
ただ、すずめが先生に恋をするっていうのも分からなくはない。
あのくらいの年齢って自分より5~7歳上の男性がカッコよくて仕方がない。
男の子だって、上の女性が色々な意味を含めて、恋愛対象になるんですからね。
誰もが通る道なのですよ。
好感が持てるのは、きちんと先生と決着を付けて馬村の下へ帰ったことですね。
(もちろん、馬村が送り出した男気も良いです)
何も言わずに去って行ったり、適当にはぐらかして・・・とか多いですから。
もしくは、最悪描写すらされない漫画だってありますので。
それらを鑑みると、きちんと心の整理をして、次に踏み出したのであれば、すずめのことは祝福されるべきでしょう。
しかし、最後の言葉は殺し文句でしょー。
あんなこと言われたら、一生手放したくなくなります。
と、思ってしまったのは、まだまだ心だけは若い証拠・・・かな?
年取ったら、あんなセリフをストレートに言うのって難しいですもんね。
あーそれでも、私も言える相手が欲しいなっ!
まとめ
うんうん、と頷きつつ読んでいました。
もしかしたら、先生とは違う出会い方をしていたら、分からなかったかも。
そう考えると、少し先生には同情してしまいますね。
もしくは、もう少しだけ早く行動していれば・・・と。
現実にもありそうな話ですよね、これ。
あー怖い。
そして、最後になりますが嫌な気持ちをせずに読めたのは、すずめが真っ直ぐな子だったからなのかも。
もし、ぐらぐらするような不安定な子だったら、ここまで読んでませんでしたからね。
全12巻と比較的長めでしたが、読んで良かった、という気持ちでいっぱいになりました。
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