「うなぎ鬼」2巻のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「うなぎ鬼」2巻のネタバレ
着々と仕事をこなす倉見と富田。
この2巻では、富田の過去などが中心として描かれるのと同時に、倉見を誘惑する新たな女性・ミキが関わってくる形に。
富田は自分から過去に自分も、キャバクラの雇われ店長をしていたことを告白。
そこでの客が言っていたことを思い出し、頭から離れなくなっていた。
それは、「死体の処理」について。
今行っている得体の知れないコンテナを運ぶ仕事。
コンテナを運ぶ仕事をして、過去に言われた事が富田の中で疑念から確信へと変わっていってしまったのだ。
この事が原因で富田は、千脇のことを信じられなくなってしまっていた。
そして、彼は・・・飛ぶ。
千脇に肩代わりしてもらった借金の恩があるものの、耐えられなくなってしまったのだ。
一方、倉見は朝から晩まで仕事で大忙し。
加えて、新たに加入した羊ちゃんのミキに首ったけ。
しかし、それも長くは続かなかったのです。
ミキはチョロそうな男を見つけて上手く寄生し、金を巻き上げ豪遊。
そのことを同じ羊ちゃんのヒカルから話を聞かされ、倉見は愕然とします。
ある雨の日。
入った仕事先へミキを送った後に、車中に残されていたミキの携帯が残されていました。
ヒカルから聞いた話を半分信じ、半分嘘であってくれと願った倉見。
しかし、そこで見たものは倉見の心を砕いてしまいそうな衝撃的なものだったのです。
富田の詳しい過去。
ミキが倉見へ送っていたメールの宛名。
千脇が倉見へ親切心で忠告してくれる言葉の数々。
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「うなぎ鬼」2巻の感想について
さて、のっけからネタバレに載っていないホルモン鍋の話です。
コンテナを運んだ後に、運んだ先の人たちと飲みに行くんですよー。
そこで、鍋を出されるのですが、だーれも手を付けない。
手を付けるのは倉見だけで、美味い美味いとがっつく。
食べた最中にガリッとした音が。
歯・・・・?
なんでしょーね、これ。
もう、この瞬間の周りの顔が恐怖です。
倉見が前に千脇から指摘された時の顔をしてるんですよ。
真顔です、真顔。
誰もが表情を顔に出さずに凍りついて、倉見の方をチラッと見ているんです。
食事中には、絶対に読まない方がいいですね、ここは。
倉見も後に、帰り際で吐き出していました。
ただ、この後に倉見が見たものっていうのが、癒されるというか、心の安定をもたらしてくれるんですよ。
秀さんに関係することなんですが、このシーンは2巻のハイライトと言っても良いシーンでしたね。
まとめ
徐々にですが、倉見も闇に蝕まれつつあります。
もしかしたら、最後のシーンの出来事で倉見は何かを決意したかもしれませんね。
あと、個人的に思ったのが、秀さんがどことなくトゥー・フェイスっぽいな、と。
性格とかはトゥー・フェイスと全く違いますけれど。
感想でも言った秀さんのシーンを読むと、バットマンを知ってたら、私と同じような感想を持つのじゃないかな、と思います。
良いシーンですので、気合を入れて覗いてみてください。
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