「赤ちゃんのホスト」のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「赤ちゃんのホスト」あらすじ
お世話になった保育園の園長先生の保育理念に憧れ、専門学校に通い保育士の資格を取った主人公の新名楓(にいなかえで)。
やっとの思いで戻ってきた保育園にはもう憧れの園長はおらず、代わりにいたのは見た目がチャラい元ホストの男!
‥‥え?この人が今の園長!?
ネタバレ
自分がお世話になった保育園の園長先生に憧れていた楓。
必死の思いで専門学校を卒業し、保育士の資格を取って保育園に戻りますが、数日前に園長は他界していたという事実に直面。
園長がいなくなり休業状態になってしまっていた保育園。
なんとかして園長の遺志を引き継ぎたいと保育園再開を望む楓。
お手伝いの清水さんと試行錯誤しているところに現れたのは、チャラそうな見た目の男。
園の子供の親か何かかなと思っていたら、実は園長の息子だったことに驚きを隠せません。
太郎が園長である父親の葬儀に出席したときに、園長の後継者であるという遺言を聞かされ戻って来たのだとか。
そういうわけで、園長の息子である元ホストの太郎が新園長に就任。
保育士資格を取ったばかりの楓、お手伝いの清水さん、さらには元ホストの太郎。
子ども同士のケンカ、親からの厳しい目、育児ノイローゼや家庭の事情。
いろいろな問題と真摯に立ち向かう楓たち。
果たしてこの3人は無事保育園の運営を回していけるのか!?
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感想とか
タイトルを見たとき「え!?赤ちゃんポ●ト!?」って二度見をしたのはたぶん私だけじゃないはずです‥‥多分。
そんなことはさておき。
表紙絵からしても見た感じチャラい男性ですよね。
さらに言えば、この表紙のチャラい人が新園長の太郎さん。
この話の主人公は楓なのですが、楓が保育士の資格を取った理由というは、先代の園長先生に憧れたからなんです。
実は、楓自身が保育園に預けられていた理由というのが、母親の育児ノイローゼが理由でした。
その当時、保育園の保育士さんたちに自分や母親がどれだけ助けられたか、という思い出が楓の脳内に強く残っていた。
だから、楓は保育士になろうと思ったんです。
そのため、保育園への想いは人一倍強く、楓の保育に対する姿勢は真面目一辺倒なんですよ。
ただ、楓は理想を重視しすぎていることと、まだ経験が浅いことから仕事で空回りをしている印象も所々で見受けられます。
でも、そこは経験豊富なお手伝いの清水さんがカバーに入ってくれて、バランスが取れているように見えました。
一方、育児経験がなくてもホストという人間関係を重視の仕事をしていた太郎は、太郎なりのやり方で子供やその親と向き合っていきます。
最初はただのチャラ男に見えますが、だんだんと太郎が園長っぽくなっていくところも見どころです。
そして、そんな太郎に惹かれていく楓。
最初は「こんな人が園長だなんて認めない!」って感じだったのが、だんだんと園長と認め、そしてそれ以上の感情も・・・?
まとめ
保育園の問題、子ども同士の問題、大人の問題‥‥いろんな問題を突きつけられる作品です。
問題に立ち向かう主人公たちの姿を見て、いろいろと考えさせられる、そんな漫画です。
というとお堅い感じの漫画なのかなって思ってしまいますが、元ホストの太郎さんが良い感じで話を軽いテイストを与えてくれています。
男女問わずいろんな世代の人に読んでもらいたい、そして考えてほしいなと思う内容でした。
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