「漂流ネットカフェ」最終回のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「漂流ネットカフェ」最終回のネタバレ
世界の謎も明かされていきました。
世界の謎というのが、もう一つの平行世界だったこと。
元の世界に自分自身は存在し、平行世界に行ったのは魂の分離のようなものだったこと。
これらが、最終巻で明かされていきました。
そして、残る問題は・・・土岐の初恋。
遠野との決着だけ。
巻き込まれた人々が現実世界へ帰還し、残っていた土岐と遠野。
2人は、建物から外へ出て、とある校舎に踏み込む。
校舎に踏み込んだボロボロの遠野は、みるみる綺麗に、いや若返っていった。
遠野の声と仕草に導かれ、土岐も校舎へと一歩踏み出す。
すると、遠野同様にボロボロだった自分の体が治り、さらには当時の制服を着ていた。
遠野に抱きしめられ、この並行世界に居ても良い、と言われた土岐。
だが、土岐が選んだ道は違った。
今、目の前にいる遠野は、昔の土岐と同じで逃げてきた存在だ、と言い切ったのです。
『ただずっと・・・そこを夢見ていたかっただけ』
土岐は、この言葉を泣きながら遠野へとぶつける。
土岐の言葉をぶつけられた遠野の表情は、少し憂いを帯び笑っていた。
同時に、土岐は現実へと帰還するのだった。
土岐が女の子から言われた重要な日にち。
現実に戻れた人々は、一体どのような暮らしを送っていたのか。
詳しい話の内容は、ぜひ単行本を覗いて確かめてみてください。
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感想について
世界の謎に関しは、あーやっぱりか、という気持ちを抱きました。
この辺りは、序盤、もしくは中盤くらいから予想はされていたんじゃないでしょうか。
さて、15年という長い長い年月の初恋にケリが着いた形で、物語は締めくくられます。
15年って長いですよねぇ。
初恋は呪いなんていう言葉もあるくらいですから、土岐の気持ちも分からなくはない。
でも、土岐の気持ちに共感できるかと聞かれたら、私は共感できませんでした。
過ぎ去ってしまったものを取り戻そうと足掻いても、当時の価値と今の価値では違います。
当時でしか「得られないもの」があるのですから、過ぎてしまった時間は忘れるか。
もしくは、静かに思い出して心の中で溶かして行くしかありません。
こんな偉そうな事が言えるようになったということは、私も少しは大人になれたのだと思います。
まとめ
そういえば、人から聞いた話なのですが、今でも夢で元カレ・元カノや初恋相手の夢を見る人は、その人達に未練があるそうです。
別れた理由が納得いかないとか、初恋がずっと片思いで、ケリを着けられなかった、とか。
もし夢で見てしまった場合は、紙に夢の内容を書き出して、ビリビリと破いてしまいましょう。
そうすれば、もう二度と見なくなると思いますよ。
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