「鬼燈の島-ホオズキノシマ-」結末のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「鬼燈の島-ホオズキノシマ-」結末のネタバレ
最終回の結末は7年後の学園に戻ってきたココロたちがいるところから。
机の引き出しの中に吐かれた血。
それは、実はノブのものだったのです。
机に血が付いていた理由というのが、女の子の幽霊の指示でした。
後日、この机の血に気付いたウスイが机を変えます。
ウスイが変えた理由は、血が付いていたから、という理由だけだったんです。
ココロが考えた、事件の証拠を消すためだった、というようなことではありませんでした。
そして、ノブは後にクワダテに貧血で倒れていた所を助けられる。
シュウはシュウで、「睡眠時遊行病」という病を患っており、階段にびっしりと詰まった文字はシュウが書いたものだったのです。
力也がいなくなった件は、帰り道に犬に飛びつかれたからで、大人たちが原因じゃなかった。
力也に飛びついた犬はじゃれついただけ。
犬に不意打ちを食らう形だったため、力也は足を滑らせてしまい崖に転落。
というような事がどんどんと明かされていきます。
では、クワダテはどうなったのか。
保険金に関しての内容は、どういうことなのか。
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感想について
個人的には、ちょい微妙なオチだった。
でも、ミステリーを含みつつホラーっぽい感じの物語の進め方は、嫌いじゃないです。
特に、読者へミスリードを促す点などは、ミステリー作品ぽかったでしょう。
ミステリーっぽいミスリードを促せたのは、漫画&子供が主人公だったからかな、と思います。
この年代の子供たちって、大人の言うことを怪しんだり、すぐに他人の言葉を信じきる年代です。
それらを作者が上手く物語に作用させられたのが、ミステリー作品っぽく感じさせられた。
と、私は考えています。
純粋過ぎるっていうのも、時には問題になるんでしょうね。
思いが強いのは正しいと描写されることが多いですが、その強さがズレてしまうとマズイ方向へ事態が動いてしまう。
それが、この「鬼燈の島-ホオズキノシマ-」という作品の肝でしょう。
まとめ
全4巻で読む時間は取られません。
ただ、1度読むだけでは難解な部分もありますので、何度か時間を置いたりして読み返してみてください。
そうすると、伏線の箇所などが綺麗に出てきていることなどに気付けますからね。
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