「きーちゃん先生の事情」結末のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「きーちゃん先生の事情」結末のネタバレ
夜はキャバ嬢、昼は女教師として頑張ってきた希帆。
その物語にも結末が訪れます。
ただ、やはり少女漫画ゆえか、そう簡単にピリオドへ進ませてくれはしませんでした。
汲澤を幸せにする、という風に誓っていた希帆。
過去も何もかも、全てを綺麗に精算して、明日へ踏み出そうとしてた矢先。
なんと、汲澤が事故に遭った!
というような電話が汲澤の愛娘である萌音から掛かって来てしまったのです。
最愛の人をまた亡くしてしまうのか・・・と考えていた希帆。
しかし、その時にふと思ったのは、汲澤の発していた言葉を思い出す。
絶対に死なない。
そう信じた希帆は、汲澤が目覚めるまで待ち続けるのでした。
そして、無事に汲澤が目覚めて、まずは一段落。
そこから、次にやってくるイベントはお互いの再婚です。
萌香にとって、大きな意味を持つ再婚。
知っている人とは言え、血の繋がりはありません。
だけど、萌香は希帆が母親になることを喜び、そして祝福してくれた。
こうして、希帆は「大切な人を失う」というトラウマを乗り越えることが出来たのです。
結婚式は、どう挙げるのか。
さらに、結婚後の希帆、汲澤、萌香に訪れた幸せとは?
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感想について
心の濁った大人が読むと、心を破壊されてしまうであろう作品です(笑)
でも、心に傷のあるキャラが1人、また1人と問題を解決していく姿は、涙無くして勝たれません。
全8巻と少ない中で、希帆と汲澤の恋愛以外のメインとして登場人物の問題を解決してくのは、尺が足りるのか?
というように感じてしまいましたから。
それをまとめきった作者は素晴らしいと思います。
職場も、恋愛も、友達も、全てが高水準で描かれていたため、読んだ後の満足感は言葉にしきれません。
一番作品で印象に残っているシーンとしては、希帆がキャバ嬢の癖で周りの気遣いをしてしまい、空回ったりしていた時でしょうか。
それから考えると、随分と後半は教師らしくなっていきましたよね。
こうした人の成長が見て取れるのも、楽しかった部分でした。
まとめ
感想でも書いたように、心が汚れていると、作中の登場人物たちが眩しすぎて目が潰れます。
くれぐれも、覚悟をして読んでください。
私は、後半辺りから目潰しくらいまくりでしたので(笑)
落ち込んだ時とか、気分がイマイチ晴れない時。
そんな時に、手にとって読むと元気が貰える作品ですよ。
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