「未婚の花嫁」の結末のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「未婚の花嫁」のネタバレ
仕事で疲れ気味のアビゲイルは、大叔父が所有していた孤島で休養していました。
そこに、2人の家族がやってきたことから、アビゲイルの日常は急変。
彼ら2人の名前は父がセルビー、息子はハリーと名乗る。
突然の訪問者に対して、どうしてここに来たのかと聞くと、セルビーは契約だからと答えます。
セルビーとの契約は大叔母が勝手に結んでおり、アビゲイルからすれば文句が言えない契約になっていました。
なし崩し的にアビゲイルは、しばらく彼らと寝食を共にすることになるのでした。
1つ屋根の下で、年頃の男性と女性がいるわけですから、惹かれ合ってしまうんですよね。
ただ、どうも雲域が怪しくなっていきます。
セルビーの耳に別れた元妻が、セルビーの所在を探っているという情報が入ります。
さらに、アビゲイルの元にパパラッチらしき記者もやってきて、一悶着が起こります。
大叔母と契約し、突然の来訪者としてやってきたセルビーとハリー。
彼らと暮らす中でアビゲイルに芽生えつつある感情。
大叔母がアビゲイルがいることを知っていて契約した理由とは?
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感想について
元はハーレクインの小説みたいですね。
作者の人を調べてみたら、昔っから活動していた執筆家の人でした。
元が小説であるために、マンガ化すると情景や心情が削られてしまうので、少しちぐはぐな部分も出てしまったみたいです。
とはいえ、物語の根幹は男女の恋愛と共に、家族愛がテーマとなっていますので楽しく読めました。
少々話が飛ぶとはいえ、登場初期のハリーが中盤から元気に目一杯走り回ったりする様は、読み手の私も心が踊りましたね。
ハリーの可愛さにノックアウトですよ。
あれは、アビゲイルも何だかんだで、ハリーに色々としてあげたくのも分かる。
アビゲイルも言っていましたが、子供は朗らかが一番ですよ。
まとめ
アビゲイルがキッチンからセルビーとハリーのやり取りを見て、微笑むシーンなんて家族そのもの。
このシーンが最も私の心の中に残りましたね。
恋愛要素が絡む作品ですので、お約束的な物も挿入されています。
そこを含めて、軽妙な会話も豊富に散りばめられているので、楽しめます。
また、アビゲイルも意地っ張りながら、地は面倒見の良い性格が手伝い悪い印象を持ちません。
ほのぼの系で腐れのない大人な恋愛を楽しみたい人に、向いている作品ですね。
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