最終回・結末

「魔の断片(伊藤潤二)」ネタバレと試し読み!身の毛もよだつホラー作品集

「魔の断片(伊藤潤二)」のネタバレです。

感想も載せてあります。

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「魔の断片(伊藤潤二)」のネタバレ

ホラー作品らしい短編オムニバス集となっています。

布団という話では、1組のカップルが主役。

 

駆け落ちし、同棲をはじめたのですが、どうも彼氏の様子がおかしい。

何かに常に怯え、布団の中に入り込み続ける彼氏である富夫。

そんな富夫の世話をしているまどか。

 

富夫が言うには、天井に魑魅魍魎がいるのだとか。

まどかからみたら、何の変哲もない天井が広がっているだけ。

それでも、富夫には別の生き物がいるように見えているみたい。

 

昼は仕事に、家では富夫の世話で疲れきっていたまどか。

疲れからか、ある夜に目が覚めたまどかが天井で見たもの。

それは、様々な生き物が闊歩していた別世界。

 

別世界に耐え切れなくなってしまったまどかは、同棲先を逃げ出してしまったのです。

同棲先から逃げ出した後、考え直して戻ってきたまどか。

そこで目にしていたのは、布団の中で菌まみれになった富夫の姿。

実は、富夫が震えていた幻覚というのは、強い幻覚を持つカビの一種だったのでした・・・。

 

ホラーというよりは、日常生活の中にある怖い話が語られている作品。

それでも、絵の気味悪さからきちんとしたホラー作品として仕上がっています。

絵柄、小回り、セリフまでさらに楽しみたいと感じた方は、こちらのサイトからどうぞ。

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感想について

真っ先に気持ち悪っ!

そんな言葉が出てくる作品です。

ホラー作家なのですから、当たり前と言えば当たり前なのですが。

 

もちろん、ホラーにお約束のスプラッタっぽい演出や、目玉が沢山とかもありますね。

本作は、他の作品もそうなのですが読むほどに、味が出るような作品集だと感じました。

その中でも「黒い鳥」に関しては、身の毛もよだつほどゾクゾクとさせてくれます。

まとめ

ホラー作品ですけれど、苦手な人でも比較的楽しめるようなホラー作品集かなって思います。

苦手な人が積極的に手を取る必要はありませんが、何か怖いもの見たさで読むなら、本作がオススメ。

 

ただ、作者の人が言うには「魔の断片」の作品たちは、不本意な作品になったらしいんですよね。

それゆえに、私のような怖がりでも読めたのかもしれません。

 

作者本人にとっては、ツマラナイ作品だったのでしょうが、間口が開いたと考えると良い作品だと評価出来るでしょう。

ホラーが苦手でも、少しだけページをめくってみたりすると、病みつきになるかもしれませんよ?

 

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ABOUT ME
ささやん
マンガはかなりの雑食方面。少年・少女~青年誌問わず読み、オトナ向けも少々。雑誌の傾向としては、週刊よりも月刊派。一番好きなマンガは「王ドロボウJING」と「KING OF BANDIT JING」。