「雷神とリーマン」のあらすじとネタバレです。
感想も載せてあります。
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「雷神とリーマン」のあらすじ
好きだった男に彼女ができ、失意の日々を過ごしていた一サラリーマンの大村。
大村が帰宅した時、家の中には見知らぬ男が宙に浮いていた。
宙に浮く男は「お前、俺を人間にしろ」と大村を脅す。
疲れきったサラリーマンは、無事に神様を人間にすることができるのか!?
詳しいネタバレについて
大村はゲイですっ!
いや、開幕早々に自分からぶっぱしているので、ここに書いても何も問題ありません。
物語としては神様である雷遊と、人間である大村の心温まる交流を描く・・・と言えば聞こえが良いですが、実態は全く違います。
雷遊の脅しですよ、脅し。
人間になりたいとか言って、やってきたけれど人間界のことなど全く知識がありません。
そういうわけで、苦労しつつも大村が何とか人間界に適応させようと奮闘。
一方で、大村も失恋から疲れていたことでボロボロだったわけですが、そこに神様からの格言を頂きます。
その格言というのが、また良い言葉なんですよねー。
なんだか面倒くさい同居人が増えてしまいましたが、いい男(神様)ということでなし崩し的に受け入れちゃいます。
さて、無事に大村は雷遊を人間にすることができるのか。
できなかった場合は、やっぱりスマホのように消し炭にされてしまうのか?
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感想について
BL系ですが、絡みがあるものじゃないので、男性でも読めます。
料理漫画の「きのう何食べた?」に近いものでしょうか。
とはいえ、男性が読んで楽しいかっていうと難しいですね。
ステレオ的な言い方になりますが、腐女子の妄想が詰まった作品と言う感じですし。
でも、漫画なんて妄想の産物ですから、あんまり気にしてもしょうがないでしょうって感じですけれど。
そのため、もし男性で読もうとするのであれば、試し読みしてからの方が無難ですね。
さて、本編の物語の感想としては、わりとピュアです。
この要因は雷遊が「人間界について全く知らない」からでしょう。
ストレスにやられそうな大村を励ますのに、倒してやるとか言うんですからね。
ストレスは倒せたら誰も自殺しないよ・・・神様って突っ込みたくなりました。
神ゆえに、という内容を見事に描ききっており、読み手を飽きさせません。
一方で、大村は雷遊の対処をするため、過労&ストレスで胃に穴が空くかもしれませんけれど。
そこは、神様である雷遊がなんとかして・・・くれるかな?
まとめ
個人的にはコメディにシフトして欲しいですが、どういう方向に舵を切るのやら。
終盤にシリアス展開だけはやめて欲しいぞー!
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