「たいようのいえ」4巻のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「たいようのいえ」4巻のネタバレ
3巻ラストで大樹が中村家に帰還。
というわけで、まずは1つの目的を達しました。
この4巻では帰ってきた大樹が新しい学校、つまり真魚と一緒の学校へ行くことになります。
当たり前ですけどね。
さて、それ以上の見どころとしては、年上であるラジカルさん。
彼女の好きな相手というのは、ラジカルさん(杉本さんのこと)と同じ会社の同僚。
そして、真魚の擬似的な家族である基でした。
普段、家の中では見せないような態度を見せていることを聞かされる真魚は、心を乱され続けてしまいます。
そのため、真魚は意を決してラジカルさんに対して言うのです。
ラジカルさんが好きな相手である中村基は、自分の好きな人である、ということを。
少々、気まずい雰囲気が流れますが、それでも大人であり根が優しいラジカルさんは受け入れます。
ただ、受け入れたと言っても真魚もラジカルさんも、お互いに後ろめたい感情を持たざる得ませんでした。
初めて自分から好きになった男性が、よりにもよって仲良くしていた女子高生・真魚も同様に好きだった。
ケータイ小説を元に仲良くなってきた2人の関係。
そして、どちらも罪悪感を感じる結果となってしまいました。
この2人が交わる恋の行方は、どうなるのか。
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感想について
あちゃー、という感じです。
とはいえ、恋愛面で有利なのは真魚でしょうね。
なにせ仕事では見せない顔を真魚には見せているのですから。
でも、注目すべきは杉本さんでしょうか。
読んでいくと分かるのですが、罪悪感に苛まれていきます。
最初は手助けの気持ちでやっていた。
だけど、少しずつ手助けの気持ちが揺らぎ、いつしか気付いて欲しくなっていた。
自分のやっていたことは正しい反面、ズルいことだったことに気付かされるんです。
そのため、優しすぎる杉本さんは自責の念に駆られてしまうんですよね。
頼まれたことだから。
というように割り切れないんです。
もし、割り切れていたら話がまた変わっていたでしょうねー。
まとめ
中村家が賑やかになる一方で、真魚の恋模様は夕立になりそうな雰囲気が立ち込めてきました。
どっちを応援したら良いのか困ってしまう展開です。
でも、4巻のラストの方を読むと、完全にリードしているのは真魚。
そりゃ、一緒に住んでるからねぇ・・・という感じです。
はてさて、どう転ぶやら、この恋は。
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