「エンバンメイズ」2巻のネタバレです。
感想も載せてあります。
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「エンバンメイズ」2巻のネタバレ
かつての施設での記憶。
烏丸が思い出していた過去。
施設で行われていた訓練は、ダーツ。
しかし、その実態は過酷なサバイバルだった。
エリート意識を持たされ、維持するための装置として下のランクには毒を盛る。
正常な判断が効かなくなった下位の人間たちは、続々と死んでいくだけでした。
その中で、烏丸は生き残り、瀬戸との1シーンが挿入。
同時に、彼の頬には涙が流れていたのでした。
友達だと思っているなら見捨てろ。
その言葉は、今も烏丸の中に残っていたのです。
話は今の時間軸に戻り、烏丸との対決場所も決定。
その行く場所には、烏丸と同様に施設を生き残った鈴音も同行。
対決者は華原で、賭けたものは「施設」の情報でした。
華原も烏丸と鈴音が共にいた、あの施設の出身者だったのです。
そして、試合は開始されるのですが、どうも雲行きが怪しくなっていき・・・?
ダーツとイカサマでくぐり抜ける死線。
あの施設の情報を持つ華原を倒し、烏丸は情報を得られるのか。
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感想について
北斗の拳の「GOLAN」か、はたまた「修羅の国」か。
1巻から続き烏丸の過去を追った話でしたね。
ネットでもよくあるカレーライスの画像を思い出しそうな感じでした。
また、今回で烏丸の出身となる「あのダーツ競技者養成施設」が他にもあるような感じが示唆されています。
こんなの世界中にあったら、わりと迷惑極まりない気もしますね。
そういった過去と対決の話が中心ですが、注目したいのは瀬戸について。
瀬戸の生死はどうなったんでしょうか。
AクラスになれずBクラスのままで、毒を盛られ続けて瀕死の状態になってしまっていました。
他の名前無しのキャラたちが死んでいる中で、最後まで残っており、烏丸の背中を押した。
しかし、死亡したかどうかという描写がされていないのです。
これって、もしかして・・・今後の展開で出て来る、かも?
もしかしたら、ですけれどね。
まとめ
さて、2巻は過去と今が入り混じりつつ、かなりの部分がシリアスシーン。
それでも、道中に挟まれる鈴音との微笑ましいやり取りは、一時の癒やしを与えてくれます。
ちなみに、2巻ラストの方で華原が烏丸にとあることを問うた時。
その時の烏丸の顔は必見ですね。
やっぱり、こうでなくちゃねっ!と感じさせてくれます。
今後も、これが見られると思うと、楽しみで仕方ありませんでした。
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